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【決算】台湾セミコンダクター(TSM)FY24Q2

【概要】
⭕️EPS $1.48 vs $1.42
⭕️売上高 $208.2億ドル vs $200.9億ドル
売上高成長率+33%

Gross margin: 53.2%
Operating margin: 42.5%
Net profit margin: 36.8%

出荷数割合
3nm: 15%
5nm: 35%
7nm :17%

部門別成長率
HPC(高性能コンピューティング):+28%
スマートフォン:-1%
iot:+8%
自動車向け:+5%

来期ガイダンス
⭕️売上高: $224〜232億ドル vs $224.7億ドル
Gross margin: 54.5%
Operating margin: 43.5%

〈所感〉
良い決算でした。売上高成長率の加速は続いています。AIブームの恩恵を受けて、売上の半分を占める高性能コンピューティングが+28%成長しています。一方で全体の3分の1を占めるスマートフォンは成長していません。今後、AI搭載のスマホが買い替え需要を喚起できるかがキーだと思われます。向こう数年にわたって生産能力を増強し続け、旺盛なAI需要に対応する方針です。ビジネスの見通しに問題はありません。

しかし、株価は下落しています。これは短期的に買われすぎた中で、反落したために上値で戻り売りのポジションが溜まっていること、そしてトランプ大統領候補が台湾にもっと防衛費を負担するように要求していることを嫌気してのサゲがあると思います。しばらくは戻り売りのポジションを消化する期間が続くと思います。マーケット全体の雰囲気が好転するまでは静観したいと思います。

【決算コール】


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