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あなたは大丈夫?これからの日本

◉大企業安定論崩壊

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・国の「定年雇用努力」義務化で民間に押し付け

 国は企業に従業員を70歳まで面倒見てくださいと頼んだ。つまり、これは、国が「あなたの会社の従業員の将来は面倒見れないです。」と言ったということだ。
 あなたがもし経営者だったとき、給料が高いのに何もできない、70歳のおじいさんを雇い続けるだろうか? 答えは「NO」だ。
何もできないあなたは会社に居たいと思うだろうか。

・国の老後3000万円貯めてくれ発言

 この発言から分かることは、将来年金はもらえないということだ。たとえ貰えたとしても、それだけでは生活できないだろう。国はもう頼りにならないということだ。

・トヨタ社長と経団連会長の「終身雇用は無理」の本音

 トヨタ社長と経団連の会長が無理と言っていることから、未来は明白だろう。国は、企業に面倒を見るように頼んだが、企業はそこまで面倒見ることができない。終身雇用だから、大手に就職したからとい言って、毎日飲み歩いているようでは、ダメだということが分かる。

・大手に勤めて終身雇用は、おばあちゃん世代の考え

 みんなの日系企業と外資系企業のイメージはこうだ。
日経企業:将来をしっかり見てくれる(終身雇用)、年功序列
外資系企業:安定じゃないけど、給料高い。スキル重視

 しかし、日系企業は外資系企業のような考えに移ってきている。つまり、働かないなら、結果を出さないならクビということだ。

・人生にかかるお金

 結婚、育児、住宅、車、介護、老後…これからたくさんお金がかかってきます。そのなかで、3000万円も貯めることは難しいです。しかも、国には面倒をみる余裕もなければ、企業も面倒は見ないと言っている。ではどのようにすればいいのか。
 国にも企業にも頼らない。これからは自分だけに頼らないといけない時代だ。


◉外国人受け入れ

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・高齢化による肩車時代

 日本は少子高齢化が進んでいる。昔は1人の高齢者を3人で支えていたが、現在は1人の高齢者を1人で支えている肩車時代だ。さらに、それに加え我々は老後に備えて、お金を蓄えないといけない。また、高齢化、人口減少によって、人材不足が起きている。

・外国人の受け入れ

 日本人と外国人をウナギに例えよう。
国産ウナギ:高いし、取り扱いが面倒
中国産ウナギ:安いし、クオリティが高い
 日本人は、ワークライフバランスだのブラック企業だの好き放題言う。しかし、外国人はどうだろう。日本に働きたくて来ているので、よく働く。あなたならどちらを取るだろうか。 

 普通の企業の社長からすると、日本人価値はあまりなくなってきている。気が付けば、コンビニ、介護、工場では、外国人が働いている。さらに、企業の脳とも言える戦略室にまで、外国人があふれている事態だ。

・海外展開急速に。経営陣の思考も外国人に

 少子高齢化によって、高齢者が増える。高齢者は、家や車などを購入するだろうか。スーパーに行って、買い物するくらいだろう。このように、日本全体でどんどん消費がなくなってくる。あなたが社長だったら、市場の狭い日本にお店を出すだろうか。

 東南アジアに目を向けてみよう。東南アジアには、子供たちであふれている。どんどん家や車を購入している。社長ならこのような市場に目を向け、海外展開を目指すだろう。しかし、できていないのが現状だ。なぜか。グローバル人材がいないからだ。

・グローバル人材

 グローバル人材を簡単に言うと、英語ができるできないではなく、仕組みが作れるかどうかだ。言葉が通じなくても、仕組み(マニュアル)をつくることができれば、だれでもできる。そして作業効率が上がる。      
 しかし、仕組み化をできる日本人は非常に少ない。なぜなら前ならえ教育で、学校時代から数十年前にならって生きてきたからだ。校則にしたがって、先生に言われたことで数十年生きてきたのだ。つまり、他人がひいたレール、ルールに従って生きてきたのだ。


◉AIという名のライバル

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これからの時代AIがほとんどの仕事を取るだろう。

・機織り機による大量解雇時代と同様 

 当時は産業革命によって非常に景気が良かった。しかし、機織り機が出たとき、従業員の給料カット、クビが多くなった。
 株式会社に勤めているサラリーマンの人はどうだろうか。株式会社は、だれのものかというと、社長ではなく株主のものだ。株主は配当だけを求めている。みなさんの家族のことなどは、知らないし、興味もないだろう。株主は、配当を高めるためにもっと効率的に、人を切って入れ替えていくだろう。例えば、みずほ銀行。自動化によって、大量解雇されたことが良い例だ。
 これからAIは発展し、できる仕事が増えていくだろう。株主はあなたのことを知らない。したがって、機械化、AIが導入されたら不要になるということだ。

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