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ひっそりビジネスを作っています。

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記事一覧

屋外型美術館・江之浦測候所

現代アートの雄・杉本博司の屋外型美術館、というような場所。江之浦測候所。 昨年、杉本博司展を松涛美術館で見て、タイミングが合えば行ってみたいなと思っていたのだけ…

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18時間前
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「私の」インテリア、南北考

インテリアっていうと、北欧北欧北欧!!って圧が出てくるのですが、なんか違うんだよな……というのがずっとありまして。 ただ人気なだけあって(そして北欧のインテリア…

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1日前
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伊東温泉一泊旅行

とてもいろいろあれだったので、温泉に行った。 毎回、そういう感じでどこかに行く。 特に旅行に行くと睡眠薬をのまずに眠れることが多いので、睡眠薬を飲まない夜のために…

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3日前
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ニッポンの伝統的なホテルライクはモダン家具と相性悪い

伊東温泉にある古い(が、大規模な)温泉旅館を見に行った。 ジブリの千と千尋そのままな感じのディテール。 千と千尋は大浴場や大広間ばかりが目立つけど、従業員たちの…

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5日前
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「まるでアートのような」問題

アートって言っておけば濁せるお茶の多いこと。 それだけアートという語感が濁ってるともいえる。 クリアではないし、濁っているところに意味があるみたいなところもあるん…

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9日前
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まるでペットのように胡蝶蘭を愛でている。小鳥を部屋の中で連れ歩くように。

(諏訪敦作品の「眼窩裏の火事」とエゴン・シーレの菊の花のポストカード、サモトラケ島のニケのミニチュア、ベランダの原種チューリップとムスカリ。残りはIKEA)

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9日前
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ずっと睡眠薬を飲んでいたけど、いよいよ薬のだるさがやばくて、もはや寝不足の眠気のほうがマシとなってきたので薬をやめてひたすら悪夢を見ることにした。
昨夜の夢はタイムリープしながら19298という物質を探すSFみたいな夢。

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10日前
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欲しいもの熱

欲しいものがある時。 熱烈に、欲しいものがある時。 手が止まるし、頭の作業容量をそっちに取られる。

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11日前
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10ねん………

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11日前
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「私の」インテリア考、仮説

つくづく思うのは「だれも私の好みや私のために何かを作っていてくれはしない」ということだ。 私のためにデータを出したり、教えてくれる人は、いない。 私が自分で探し当…

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13日前
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上海租界跡に行きたい!
台湾や香港にはいったけど、魔都と呼ばれた上海。

上海、日本語ガイドの人いるかな…

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13日前
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派手壁紙に夢中

さあ、ここにきてインテリア解説ブログからの知識を得て、急激にインテリアの解像度がUPした私ですが。夢中なものが、派手壁紙。 派手壁紙は、どうにもむずかしい。 建築…

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2週間前
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わからせ&わかり、理解と表現

棚を2台粗大ゴミに出して部屋を大改革して、やっとインテリアについての理解度が上がってきた。という事を前回書いた。 そこで、さらに映像作家をやっている人の話を聞い…

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2週間前
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我が家は花盛り。ベランダで咲いた花と胡蝶蘭。

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2週間前
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切り花→ヨーロッパ
鉢植え観葉植物→アメリカ

盆栽と生け花という最も自然をゆがめた形で自然を装うスタイルで殴り込むジャパン。

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2週間前
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文化文脈、歴史と風土と技術の理解=インテリア!!

2024年はインテリアの年になってしまった。 1月に粗大ゴミとして棚を2台捨てたところから、部屋の形がどんどん変わっていった。 ばらばらだった棚をニトリの壁面収納を入れ…

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2週間前
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屋外型美術館・江之浦測候所

現代アートの雄・杉本博司の屋外型美術館、というような場所。江之浦測候所。 昨年、杉本博司展を松涛美術館で見て、タイミングが合えば行ってみたいなと思っていたのだけど、むしゃくしゃして伊東温泉に一泊した時に東京からそっちの方に行くなら通り道だなと思って、予約した。 ひなびた、という言葉を具現化したらこうなるだろうなという、人がいないわけではないが田舎で、徐々に朽ちていく途中にある場所だった。 しかし、最寄りの無人駅にシャトルバスを無料で出すし、海外からのお客さんみたいな雰囲気

「私の」インテリア、南北考

インテリアっていうと、北欧北欧北欧!!って圧が出てくるのですが、なんか違うんだよな……というのがずっとありまして。 ただ人気なだけあって(そして北欧のインテリア文化が飛び抜けて高いらしく)、いいものを探そうとすると北欧アイテムに辿り着いてしまうというのはある。 そして初心者や美意識が弱いものは、なんとなく素敵だと思ったものを表面的にトレースすることで満足するタイプも多い。 だから、まあつまらないコピーされたインテリアが「素敵なお部屋」として量産されているんだろうなと思う。

伊東温泉一泊旅行

とてもいろいろあれだったので、温泉に行った。 毎回、そういう感じでどこかに行く。 特に旅行に行くと睡眠薬をのまずに眠れることが多いので、睡眠薬を飲まない夜のために出かけているような気がする。 伊東温泉のかすれ方はじめていったのだけど、とてもかすれていた。 びっくりするほど同じトーンに色落ちしていて、これがヴィンテージのデニムならきっと高値が付いたのではないか。 キネマ通り。きっと映画館があったのだろう。今もあるのかもしれない。旅行者には見えなかった。 なぜか、キューブっ

ニッポンの伝統的なホテルライクはモダン家具と相性悪い

伊東温泉にある古い(が、大規模な)温泉旅館を見に行った。 ジブリの千と千尋そのままな感じのディテール。 千と千尋は大浴場や大広間ばかりが目立つけど、従業員たちの部屋の感じを思い出すとわかりやすいかもしれない。 欄干から川が見える。 なんでも、この建物は昭和初期に材木商が自分の財力を見せつけるが如く、当時の腕利き棟梁を3人も集めて競わせて作ったというものらしく、今でいえば有名建築家の夢のコラボレーションみたいな感じかもしれない(建築家は施工までしないけどノリとして)。 銘

「まるでアートのような」問題

アートって言っておけば濁せるお茶の多いこと。 それだけアートという語感が濁ってるともいえる。 クリアではないし、濁っているところに意味があるみたいなところもあるんだけど、その筋の人たちはみんな基準があると口をそろえて言うので、余計怖い。 アートと、アンティークもまた意味が違うんだけど似たような感じもある。 古い時代のアートはアンティークと言えばアンティークだし。 アートのような、という言葉が曖昧過ぎて、その言葉の意味するものも曖昧過ぎるんだけど、「理路整然と説明できないが

まるでペットのように胡蝶蘭を愛でている。小鳥を部屋の中で連れ歩くように。 (諏訪敦作品の「眼窩裏の火事」とエゴン・シーレの菊の花のポストカード、サモトラケ島のニケのミニチュア、ベランダの原種チューリップとムスカリ。残りはIKEA)

ずっと睡眠薬を飲んでいたけど、いよいよ薬のだるさがやばくて、もはや寝不足の眠気のほうがマシとなってきたので薬をやめてひたすら悪夢を見ることにした。 昨夜の夢はタイムリープしながら19298という物質を探すSFみたいな夢。

欲しいもの熱

欲しいものがある時。 熱烈に、欲しいものがある時。 手が止まるし、頭の作業容量をそっちに取られる。

10ねん………

「私の」インテリア考、仮説

つくづく思うのは「だれも私の好みや私のために何かを作っていてくれはしない」ということだ。 私のためにデータを出したり、教えてくれる人は、いない。 私が自分で探し当てないといけない。 毎日暮らす部屋について、そのことをものすごく感じる。 整理整頓掃除、みたいな家事と、よく暮らすというインテリアとは、同じ空間に存在しているはずのことなのに、信じられないくらい乖離している。 大体生活の必要に追われて、家事からスタートする。 起点が家事=部屋の汚れ(衛生面)や散らかりから、生活

上海租界跡に行きたい! 台湾や香港にはいったけど、魔都と呼ばれた上海。 上海、日本語ガイドの人いるかな…

派手壁紙に夢中

さあ、ここにきてインテリア解説ブログからの知識を得て、急激にインテリアの解像度がUPした私ですが。夢中なものが、派手壁紙。 派手壁紙は、どうにもむずかしい。 建築家に聞いたら「モリスの文脈以外で使う事あります?」と鼻で笑われ、国内のインテリア事例も大体が子供部屋かトイレ。 ピンタレストでは大体AI画像みたいになっている。 「アクセントクロスは結局貧乏くさい(ケチって貼るから)」 「偽物のブロックプリントにするくらいなら、ちゃんとブロックを積め」 などなど、非難囂々。

わからせ&わかり、理解と表現

棚を2台粗大ゴミに出して部屋を大改革して、やっとインテリアについての理解度が上がってきた。という事を前回書いた。 そこで、さらに映像作家をやっている人の話を聞いてきて、「最近の映画は『あの作品のあれをネタにひいてきている』というのがわからないと面白くないという構造になりがち」という課題を抱えているというのを知った。 みんな本歌取りで回していく感じになっているらしい。 去年アートバーゼルに行った時もそうだったし、売れる美術作品という話になると必ず「一定の美術史を踏まえてい

我が家は花盛り。ベランダで咲いた花と胡蝶蘭。

切り花→ヨーロッパ 鉢植え観葉植物→アメリカ 盆栽と生け花という最も自然をゆがめた形で自然を装うスタイルで殴り込むジャパン。

文化文脈、歴史と風土と技術の理解=インテリア!!

2024年はインテリアの年になってしまった。 1月に粗大ゴミとして棚を2台捨てたところから、部屋の形がどんどん変わっていった。 ばらばらだった棚をニトリの壁面収納を入れることで、オープンクローゼットを兼ねた壁面収納に変えた。実はまだ棚が完成しきっていない。 が、まあまあ変わってきた。 最大の変化は、丸テーブルを導入したこと。 そして「部屋」は、インテリア=家具で考える前に、空間そのものを考えないといけなかったんだなということに気が付いて、やっと今度はインテリアという課題が