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【IT業界】必見!転職や業界研究に役立ちます!大手Sier、NECの組織体制や仕事内容について解説!!

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こんにちはユウジローです!

過去、大手SIerについて書いた記事が以下のリンク先です。
転職方法や、求人の選び方、自己PRについて書きました。

今回は、大手SIerには具体的にどのような組織体制があり、どんな仕事をするのかフォーカスしてお伝えします。

転職や新卒での入社を考えている方は、是非お読みください!

わかりやすくリアルな言葉で書きますので、必ず業界研究や面接の参考になると思います。みなさまのお役に立てれば幸いです。


専門用語説明

これから説明させていただく内容には下記のような用語が出てきます。よくご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、これってなんだっけ?ということがあればこの章をチェックしてくださいね。

SIer:システムの開発、導入、保守などの業務を行う企業

ビジネスユニット:ある種類の企業への対応や、業務内容に対しての大きな組織単位として用意された区分です。例えば、一般的な大手事業会社のビジネスユニット、公共機関・政府機関を相手にするビジネスユニット、ネットワークを専門にするビジネスユニットなどと分けています。その下にセグメントがあります。

セグメント:一定の条件で対象をグループ分けすること。IT業界における大手Sierでは担当業種や役割によってセグメントを分けている。経営機能や、人事評価、採用活動などもセグメント内部で持っており、セグメントが1つの会社のような活動単位になっている。

SaaS:提供者(サーバー)側で稼働しているソフトウェアを、インターネット等のネットワーク経由で、利用者がサービスとして利用する状況

パッケージ:すでに製品として完成しているシステムであり、標準的な機能が網羅されている。

基幹システム:ヒト、モノ、カネなど企業の根幹を支える基幹業務を行うためのシステムのこと。企業を維持していく上で必ず必要という意味も込めて基幹と呼んでいる。販売管理システムや在庫管理システムなど必須のもの。

アドオン:ソフトウェアに新たな機能を追加するプログラムや拡張機能のこと

職種について


私のNECでの実体験から説明させていただきます。
NECなどの大手Sierにはさまざまな職種がありますが、最も大きいボリュームゾーンとして2種類の職種があります。

1つは営業職です。
主に新規顧客への営業活動や、ビッグサイトなどでのイベント運営、既存顧客への定期営業活動、運用保守で発生したクレームへの対処や、改修が発生した際の値段の取り決め、契約といった手続きを行います。

もう1つはSE職です。
営業が仕事を受注したあと、プログラマーを外部から調達し、マネジメントしてシステムを完成させる仕事を担います。その後、10年以上という単位で運用保守をしていくことも珍しくありません。たくさんのプロジェクトマネージャーとしてシステムエンジニアやプログラマーを監理監督して安定的にサービスを維持するのが役割です。

そのほかにも、人事や研究職、デザイン、法務、知財などがありますが、上記の二つが最も間口が広いと言えるでしょう。

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