日本食しか作れない。

この題名だと、日本食なら作れるって捉えられる。だけど、そういうわけではない。少し説明を足すと、日本の食材、日本の調味料で作れるものしか、自分の料理の引き出しがないということ。

以前、飲食店でキッチンのバイトをしていた。そこで、パスタやオムライスなども作り方を学んだ。でも、いざファームにきてみて、何も作れない自分に絶望した。食材も調味料も揃ってる。でも、みりんや酒、かつおだし、みそ、ごま油など、自分が使い慣れている調味料はおいていない。じゃがいも、人参、玉ねぎ、りんご、レタスなどが庭に育っていて、取り放題。でも、自分が思いつくのは、肉じゃがとカレーくらい。どちらも調味料が揃わない。

結局、サンドイッチやパスタ、謎の野菜炒めを作ってみたけど、しっくりこない。そして、グルテンづくしになってしまう。お米がなくて、何をメインにして、なにをおかずにしてとかいうのが通用しない。

ガーリック、バター、塩胡椒、マスタード、オリーブオイル、バルサミコ、ケチャップ、マヨネーズ、サワークリーム、横文字が並ぶ調味料がまだまだ使いこなせていないことを実感させられる。

幸い、新しくきたウーフの子が料理上手で、料理を学ぶ機会を得た。少しずつだけど、和食以外のバリエーションを増やしていきたい。シェフになる夢は諦めたけど、せめて自分のまわりにいる人になにかぱぱっと振る舞えるくらいの腕は欲しいな〜。どこの国に行っても、どんな食材を使っても、自分の求める調味料がなくても、美味しいものが作れるようになりたい。

何の食べ物(調味料)を何で代用できるか。代用できるものの知識を増やすことも大事だと感じた。

例えばこのブラッソースプラウト。調味料は、マスタードと塩胡椒だけ。すごく美味しい。でも、自分にはそもそもキャベツにマスタードをかけて炒めるという発想がなかった。引き出しを一つ増やせた。

使いきれないじゃがいもとりんご、、、りんご大好きだけど、食べきれない、、、

将来お庭でお野菜育てたい。あとキウイとリンゴの木。