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Bryan Adams「Reckless」(1984)

懐かしいブライアン・アダムス(まだまだ現役ですが…)。
ブライアン・アダムスをリアルタイムで聴き出したのは、前作「Cuts Like A Knife」からでしたが、この「Cuts Like A Knife」、本当に名盤だと思います。そして本作、よりライヴ感覚溢れるハードな作りが特徴で、恐らく一般的には本作がブライアンの代表作となるのでしょう。
個人的には、初めて購入したバンドスコアが本作でして、当時このアルバムから数曲コピーした思い入れのアルバムなんです。

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「Cuts Like A Knife」は擦り切れるほど聴いていたので、当時の私にって本作は待望の新作でした。そしてその1曲目、①「One Night Love Affair」。全く期待を裏切らない、ブライアンらしいメロディのあるロック。当時感激しましたね~。
この曲、実際にバンドでコピーしてみると、思いのほかスカスカのサウンドになってしまいます。ブライアンのハスキーなヴォーカルだとあまりそういったことは感じさせないのですが・・・。

シングルヒットした④「Heaven」。全米No.1ヒットを記録しました。ブライアンらしいバラードで、今聴いてもいい曲ですね。アップしたPVも懐かしいです。

⑤「Somebody」や⑥「Summer of '69」も懐かしいの一言。こうしたミディアムロックでのブライアンバンドのグルーヴ感は結構侮れません。両曲とも、ともするとリズムが走りがちになってしまいます。それをドラムが結構タメ打ちしてますね。
残念ながら、当時の私は思いっきりリズムが走ってしまいましたが(苦笑)。

私の大好きな⑦「Kids Wanna Rock」。これぞブライアン!
当時は③や⑤のシングルヒットに喜んでいたものの、ちょっと物足りなさを感じていました。 この曲、詞にはロックの真髄が溢れている気がしますね。

このアルバムには⑧「It's Only Love」というキラートラックも収録されてます。何といってもティナ・ターナーとのデュエットと、そのティナの迫力あるヴォーカルにビビッてしまいます(笑)。
このライヴ、ミニスカート姿のティナが登場しますが、もう圧倒されっぱなしです。

大御所Bob Clearmountainのプロデュースも冴え渡るロックアルバム。いい意味で、当時を代表する名盤ですね。

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