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村下孝蔵の魅力・・・

村下孝蔵と言えば、我々世代にとっては「初恋」「踊り子」といった曲が御馴染みですね。中学生の頃、クラスの課題曲で、この「初恋」を皆で歌った記憶があります。
フォーク歌手の村下さん、でも村下さんには裏の顔があったのです。実は彼は知る人ぞ知る、ギターの名手であり、元々はベンチャーズの大ファンでギターをコピーしまくっていたギター少年だったんですね。ご存じでした?

まずは表の顔の村下さん、言わずと知れた「初恋」。1983年の大ヒットナンバーです。この大ヒットが後に「自分は初恋以上の曲を作れないのではないか」と村下さんを苦しめてしまうことになるのですが・・・。確かに一世一代の名曲です。当時は村下さん、肝臓病を患っていて、ベストテン等の歌番組には出演出来ませんでした。

踊り子」は「初恋」に続いて発表されたシングル。これもそこそこヒットしました。「初恋」同様、ミディアムテンポのバラード。こちらもいいメロディですね。

村下さんがベンチャーズの大ファンであったことは前述のとおりですが、ベンチャーズのベーシスト、ボブ・ボーグルとは親交が深く、1999年に村下さんが急死した際、ボブはツアー中にも関わらず、村下さんの通夜に参列されたそうです。
プロも認めるくらい村下さんのギタープレイはスゴイものがあったのでしょう。「ひとりキャラヴァン」、めちゃ凄いプレイ。

それにしても村下さん、子供のように嬉々としてギター弾いてますね(笑)。また語り口も人柄を伝えてくれてます。彼のギターも魅力のひとつ、でもやっぱりその人柄が最大の魅力だったんでしょうね。

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