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音楽の杜がおススメする邦楽

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人生の大半を音楽に注いできた「音楽の杜」がおススメする邦楽アルバム集
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2022年6月の記事一覧

高中正義 「On Guitar」 (1978)

朝から曇り空、気分だけでも爽快な気持ちに…、こんな時はフュージョンですね。実は今回ご紹介するアルバム、全く知らなかったのですが、偶然聴く機会に恵まれ、今や最近の愛聴盤になってます。高中正義の「オン・ギター」。ご存知の方はマニアックですね(笑)。 本作、彼のオリジナル作品として発表されたわけではなく、教則本の付属レコードとして発表されたもの。オン・ギターは高中さん、オン・ベースが後藤次利、オン・ドラムスがつのだひろだったらしいです。それにしても本作、素晴らしいインストアルバムな

鳥山雄司 「Silver Shoes」 (1982)

おはようございます。 暑いですね~。こんな時はフュージョンがぴったり。 今ではヒーリング系のイメージもある鳥山雄司のセカンドアルバムです。 この当時、リー・リトナーとかラリー・カールトンといったフュージョンギタリストが活躍していましたが、それと呼応するように、日本でも松原正樹さんとか大村憲司さんとか、心地よいサウンドを奏でるギタリストがたくさんいらっしゃいました。それら作品は最近では店頭やネットでもあまりお目に掛かりませんが、そういったアルバムもサブスクではかなり聴けるのでう

山下達郎 「POCKET MUSIC」 (1986)

だんだん蒸し暑くなってきましたね。 達郎さんの新譜も発表されるし、私もCDラックからついつい山下達郎をチョイスしてしまいました。彼のアルバムはエバーグリーンなクオリティを保っているので、いつ聴いても新鮮ですね。で、今回チョイスして聴いていたのは1986年発表の「POCKET MUSIC」です。 1986年というと、私は高校2年。まだまだ山下達郎の大人のポップスを満喫するには若く(笑)、当時は大江千里とか、渡辺美里とか熱心に聴いてました。ただ達郎さんの「Big Wave」って