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見える地雷に近付かない、という決意

自分で直したいのに直せない、もはや人間の習性レベルなのではないかと思うクセがあります。

それは、過激な見出しに釣られてしまうこと。

……こう書くと、「私は情弱です!」と自己紹介しているみたいで恥ずかしいですね。でも実際そうなのです。


検索のついでに目に入る「話題の記事」や、何気なく開いているSNS、ニュースサイトに関連して表示される似たような記事。

日々あまたの記事が書かれては流れていく現在、ホラー映画やグロテスク画像のような「決して見てはいけないもの」と同じように、「決して読んではいけないもの」もあると思っています。

痛ましい事件の詳細、信じられないような体験談、マイナスな気持ちになるだけの作品。それらを目の前にした時、野生のカンなのかこれまでの経験則なのか、「読むのはやめよう、きっと楽しい気分にはならない」と頭の中では警告音が鳴ります。

それなのに、「でも気になる」という浅はかな好奇心によって私は、容易にその記事をタップしてしまいます。すぐに引き返せばまだ間に合うのに、つらつらとページを読んでいって、そして予想通り最悪な気分に。そこには、読まなければよかったと後悔しながら、力なく「この記事を非表示にする」ボタンを押す自分の姿があるのみ……。


こんなことを、もう何度繰り返したかわかりません。

もういい加減学習すればいいのに私は今日もまた、「電車で遭遇したありえない乗客!」「結婚相談所スタッフも驚愕、高望みすぎる要望」といったしょうもない記事に釣られてしまうのです。そんなもの読まないでワンちゃんとかネコちゃんの動画でにまにましていればいいのに。

脳には、「Aをすれば必ずBとなる」と学習した行動を何度も繰り返してしまう仕組みがあるそうです。「そうした記事を読むと必ず不快になる」とインプットされてしまった以上、それを直すのはなかなか難しいのかもしれません。

でも、もういい加減にやめたい。

せめて自分で選べるものくらいは、好きなものを選んで楽しい気持ちになりたい。進んで暗い気持ちには、なりたくない。


というわけで、今朝またしてもしょうもないニュース記事を読んでしまった自分への、自戒を込めた記事でした。お口直しに、コーギーのぽんぽん記事も置いておきます。

(こういうものだけ眺めて生きていきたい)


読みたくないのに読んでしまう、そして後悔……そんな自分の悲しい性との戦いは、まだまだ続きそうです。


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