令和の時代になっても攻略本が好きだ
こんにちは、ゆのまると申します。
今私がプレイしているゲーム、それは「ゼルダの伝説 時のオカリナ3D」です。
「時オカ」といえば、これまでゼルダシリーズに触れてこなかった私でも知っている超名作。1998年に発売されたNINTENDO64用のソフトです。Switchの追加パックでもプレイできるようになったことが話題となりましたが、どうにもプロコンのボタン配置ではやりにくく、2011年に発売されたリメイク版の方で遊ぶことにしました。
先にプレイしたスカイウォードソードと同じく、時オカもダンジョン探索がメインとなっています。様々なアイテムを駆使して、360°見回しながら出口を探し、そしてボスとの戦いに挑む。システム自体はシンプルなのですが、この謎解き要素が私にとっては非常に難しく……!
壁にぶち当たり面倒な敵と何度も戦いながら、複雑なダンジョンの階層を行ったり来たり。「こんなの小学生が解けるのか……?」と半泣きになってヒーヒー言いながら冒険を進めています。
今日日、ゲームの攻略情報はネットを調べればすぐに出てきます。
有志によるブログや企業の攻略サイト、YouTubeでは解説付きでプレイ動画を見ることもできます。その情報の網羅ぶりを見ると、ネットに攻略情報のないゲームはないのではと思うほどです。
時オカに関しても、非常にわかりやすくまとめられたサイトを見つけ、冒険で詰まるたびにちょこちょこ参考にさせてもらっております。
しかし、そうしたサイトを見るたびに思うのです。「どうせこの時代のゲームをやるならアレがほしい」と。
そう、 攻 略 本 です!
ということで中古ショップを探し、購入しました。ででん。
時オカの攻略本はいくつかの出版社から出ていて、どれを買うか迷ったのですが今回はデンゲキニンテンドーさんのこちらに。中身もシンプルなデザインで、まさに私が欲しかった一冊でした。
攻略本。私と同年代かそれ以上の方は、お世話になった人も多いのではないでしょうか。
子供の頃はあまりRPGはやらなかったので、当時持っていた攻略本はポケモン金銀とおいでよどうぶつの森くらいでしたが、それでも思い入れは深いです。
ゲームに関してあまり厳しくない両親でしたが、さすがに移動の車の中や病院の待ち時間はやめなさいと止められ、それでもどうにかゲームに触れる手段が「攻略本を読むこと」でした。
ネタバレに気を付けながらこれまでクリアしたページを読み、なるほどこういう手もあったのかと答え合わせをする。普通にプレイしていたら到底気付かないであろう小ネタに驚き、帰ったらやってみようとわくわくする。また、おい森の攻略本には家具のカタログが載っていたので、まだ手に入れていないそれらを眺めながら部屋のレイアウトを考えるのも楽しい時間でした。
それに、攻略本独特の「角の様子を伺ってゆっくり進んで行こう」「ボス部屋に行けるぞ」といったフランクな文体。これも結構好きだったりします。ゲームにはナビゲーターキャラがいることが多いですが、もう一人の案内人のような、不思議な安心感を覚えます。
先に述べたとおり、あらゆるゲームの情報がネットで見られるようになり、攻略本はかなり厳しい状況にあるそうです。最近のゲームは、発売後にアップデートで新たなマップやストーリーが追加されることがほとんどで、そうした最新情報をカバーしにくいという意味でも印刷物は苦しいのでしょう。
今のゲームは、プレイ中の画像やムービーも簡単に残すことができます。しかしそうでなかった頃は、ゲーム中の映像はあくまで一期一会。自分の記憶にしか残すことができませんでした。
攻略本の随所に散りばめられたプレイ画像やマップは、そんな冒険の記憶を呼び起こすきっかけにもなったのです。
クリアのコツを知りたいという本来の目的だけでなく、読み物としても面白い攻略本。最新のソフトにそれを求めるのは難しいと思いますが、こうして過去作を遊ぶような時にはゲームそのものだけでなく、それに付随した楽しみ方もしたいなと思ったのでした。
最後に私事ですが、昨日noteさんからバッジをいただきました。
記事を初投稿したのが2020年12月9日。なんと、早いものでnoteを初めて1年が経ちました。
休職中に軽い気持ちで始めたnoteでしたが、ありがたいことに今はお友達もでき、日々楽しく交流させていただいております。
飽き性な私がこうして続けられているのも、ゲームの感想に始まり生き方や家族とのあれこれ夫婦の関係など、節操なく書いているのに読んでくださる皆さまのおかげです。本当にありがとうございます。いつもよくわからない話ばかりしてすみません。
2年目も特に変わることなくゆるゆるとやっていきますので、どうかお暇な時にはまた、お立ち寄りいただければ幸いです。
ちなみにこれが1年前に出した記事なのですが、まさか1年経ってもまだDSのソフトで遊んでいるとは思いませんでした。1年後はどこにいるだろう。ブレワイ2のハイラルにいられたらいいな……。