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やりたいとこととそれができる環境をそろえる

あの時「これがわたしのやりたいことだ!」
と思って始めたことが数年経つとよく分からなくなる

これが本当にやりたいこと?
今の場所が最適なのか?

...

わたしはエンジニア時代に
子どもたちにプログラミングを教えたいと思った

プログラミングができるようになる喜びを
にこにこで楽しそうに感じている子どもたち
その姿を見たのがきっかけだった

自分の好きなプログラミングを
他の人も楽しんでくれているというのが嬉しかった

そして自分が子どもの時に感じた
「好き」「楽しい」が「できる」「得意」に変わる感動
興味を持ったことを自分の力にできる喜びを
プログラミングを通して感じてほしいと思った

そして今日までの3年間プログラミング教室で
インストラクターをしている

でも最近これが本当にやりたかったことなのか?
と疑問に思うようになった

教室に来るのは小学生が多い
毎回楽しみに来て驚きと感動を味わっている子
自分の力でどんどん成長していく子
黙々と自分の世界にのめり込んでいく子
そして、いつまで経ってもやる気のない子
本当にいろんな性格の子がやってくる

そうなると、やっぱり苦手なのは
やる気が起きずにやることをはじめられない子
話しかけてもずっと無視してゲームしてる子
出来なくなると癇癪を起こしてしまう子
どんな先生が相手になろうと対応が難しい

でも、教室というのはそういうところだと思う 
みんながみんな自分からやりたいと思ってきていない
今日は行きたくないのに連れてこられたとか
教室にくる前に嫌なことがあったのかもしれない
だからプログラミングに身が入らないし
まだその辺りを自分でコントロールするのは難しい

そうなるとまずわたしがやることは
プログラミングを始めてもらうための準備
まずは声をかけてプログラミングを始めてもらう
それで始めてくれればいいけどうまくはいかない

定期的に休憩をとってみたり
イヤイヤされるのをなだめてみたり
全てを受け止めてあげることもあれば
ダメなことはダメだと伝えないといけない

プログラミングを教える前に
子どもの面倒を見ることからはじまってしまう

そうなると教室や塾という場は
プログラミングを教えられるけど
わたしにはあっていなかったのかもしれない

通わせる側から見ればお金を毎月払う以上
子どもたちが嫌でも教室に行かなきゃいけないし
興味がなくてもプログラミングを習わせたい親がいる

そんな中でくる子どもたち自身は悪くないけど
本当にそれでいいのかなって思う

子どもたちにとって
やりたいこととできる環境がそろわなければ
その子のためにならないし頑張れない
やってる意味がないと思ってしまう

それはわたしも同じ

自分でやりたいと思った子が楽しみにしてきてくれる
そんな子たちにプログラミングを教えてあげたいし
そうやって教えられる環境で子どもたちと関わりたい

やりたいこととそれを実現できる環境
どちらもちゃんとそろってこそ
本当に楽しめると思う最近です

では、また〜👋

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