大きな変化の一年間を生きて
前回の執筆から、かなりの時間が経ってしまいました。余裕のない一年を過ごしたことを、改めて感じます。
2021年をふり返ります。今年は、大学生活に終止符を打ち、社会人としての一歩を踏み出す、大きな変化の一年でした。
地元に戻り、憧れだった教職に就いた私は、実家から車で10分ほどで通える学校に配属が決まり、3月下旬から新しいスタートを切りました。
徐々にペースを上げて、子どもたちが来る日に合わせて準備をしていくものと思っていましたが、実際は違いました。スタートの合図がなったかと思いきや、いきなりの全力疾走でした。準備運動も、アップの時間もないまま、とにかく置いていかれないように走りました。正直、4月当初から1ヶ月ほどの記憶がありません。ただ残っているのは、大好きだったはずの春という季節が、大っ嫌いと感じてしまったネガティブな記憶だけです笑
分からないことが分からない、見通しが持てない、沢山の初めてが一気に押し寄せてきて、心の中で「できません〜!!」と叫んでいました。初任者だろうが、ベテランだろうが、当たり前に同じ仕事量を同じスピードで始めなければいけない仕組みに、疑問を感じることもありました。
毎日を必死に、食らいつくように仕事をする中で支えになったのは、
「子どもたちへの愛おしさ」
これだけでした。どんなに大変でも、忙しくても、目の前で話を聞いて、すくすくと成長してくれる子どもたちが、心から大好きでした。
大変だ、辛いと思ったことは何度もあっても、不思議と辞めたいと思ったことは一度もありませんでした。充実感や、やりがいを感じているかと聞かれれば、はっきりと「はい!」と言える自信はまだありません。
ただ、
「大好きな子どもたちの為に、頑張らせてもらえる時間が好きか」と聞かれれば、誰よりも大きな声で「はい!」と返事ができるなぁと思います。
休日は、一週間の疲れをただただ回復させるだけで、友達と会うことも、遊びにいくこともありませんでした。多分、余裕がありませんでした。iPhoneの写真のフォルダを見ると、今年に入ってからの見返す写真の少なさにびっくりします。
総じて一年間をまとめると、
「よく頑張ったなぁ」
の一言につきます!笑
一年間の最後の日に、noteに感じてきた色んな思いを残しておこうと思いましたが、いざ書き出すと、「よく頑張ったなぁ」以外に言葉が浮かびません。ただ、毎日を健康に、不自由なく過ごせたことに、家族や支えてもらった人への感謝の気持ちが溢れます。
来年は、地に足をつけて、プライベートを充実させながら仕事を頑張ることが目標です。適度に息抜きをしながら、楽しんで生きていきたいと思います。まずは、地元で楽しめる趣味を見つけたいなぁ。
最後に。
私には、大好きな人がいます。その人は、太陽のように明るく、ぶれない軸があり、一緒にいる人を幸せにしてくれる人です。その人の就職が決まり、久しぶりに会った時、「何回もnoteを読んで、頑張ろうって思ったの!」と言ってくれました。自分が誰かを励ますことが、このnoteでも出来ていたんだなぁと感じ、とても嬉しくなりました。
正直、働き始めて、更新することはもうないかなぁと思っていたnoteでしたが、大好きな人からの言葉で、余裕があるときに書き続けていきたいなぁと思うことができました。
その人は、来年、社会に出る大きな変化の一年になります。どんな場所でも、色んな人からの関心を集める魅力があり、自分が決めたことに一直線に頑張れる人です。大丈夫なことは分かりきっていますが、無理だけしないように、頑張って欲しいです。
また笑ってお酒を飲める日を楽しみに。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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