頭を使わず動いてもらうために…

インストラクターの仕事は
「お客様を言葉で誘導すること」
だからひとことひとことが大事。


特にヨガは
静かな空間の中で行うし…

研修ではトレーナーの方が
1時間のレッスンを見てくださって

私が発した誘導の言葉や
ポイント効果の言葉に対して
フィードバックをくださるのだけど

その中でも「なるほどな〜🤔」
って思ってレッスン中に
心掛けてることが3つある✨


1つめが「○○しないように」
ってニュアンスのことを
言わないってこと。

こちらとしては
相手を正しいアライメントに導きたくて
よりわかりやすく伝えたいと思って

たとえば
「右のお尻が "前にいきやすいので"
後ろに引きましょう」

とか

「肩に "力入りやすいので" 力抜いて」

とか

「 "呼吸が止まりやすいので"
意識的に呼吸して」

とか

言いたくなってしまうのだけど

これらの「やってほしくないこと」
は言わないほうが良い✋🏻

なぜなら1度
「やらないでほしいこと」
に思考がいくだけでなく

「○○しないようにしよう」
と思うことで一瞬体がこわばるから。

相手にはやらない方が良いことは言わず
やってほしいことだけを伝える

実践するのはなかなか難しいけど
これ日常の人間関係でも使える
ライフハックだと思う😎(笑)


そして2つめに言わないように
心掛けてるのが
「○○してもいいです」って言葉。

たとえば
「呼吸しにくい方は
膝を開いてもいいです」とか

「届かない方は
タオルを使ってもいいです」とか。

「○○してもいい」っていう言葉は
一旦人に考える猶予を与える。

「しようかな。
しないでおこうかな💭」って。

そうではなくて
「○○の人は○○をしましょう」
と指示を出す。

ヨガしてる1時間は、
なるべく頭を使って欲しくない。


最後3つ目は
「○○ "してしまう" 」という言葉。

「○○してしまう」という言葉は
「○○できていない」という
ニュアンスを含む。

ネガティブなニュアンスを
含む言葉は言わず
ただ「事実だけを伝える」こと。

たとえば
膝が "浮いてしまう人" ではなく
膝が "浮く人" 。

"歪んでしまう" ではなく
"歪む" とか。

良い/悪いの判断を含めない。

些細なことやけど、
人はできないことを気にする。

1時間、快適に過ごしてもらえるように
ヨガを楽しんでもらえるように

言葉のかけ方を工夫していこう✨◎

#ヨガ #言葉 #気づき

【今日のひとこと】

文章に残すことで再現性がうまれる🐣