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#真景累ヶ淵

10/25の遊馬的心は【二日続けて演れる真景累ヶ淵】

10/25の遊馬的心は【二日続けて演れる真景累ヶ淵】

今日の反省や工夫が明くる日に直ぐに試せる。こんな事はなかなか私の場合は無いのですがあるのだから、ぼんやりしていてはいけませんね。

今回の会は長い事続いているお蕎麦屋さんの会で前回今年の2月に初出演で評判よろしくなのか裏が返りましたので誠に有難い事です。なにしろしばらく呼ばれないと思って前回は二席とも全力投球でしたので、正直ネタに困るのです。
誰も演っていないとなると【真景累ヶ淵】になる訳ですね。

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10/24の遊馬的心は【久しぶりの人数限定の会での真景累ヶ淵】

10/24の遊馬的心は【久しぶりの人数限定の会での真景累ヶ淵】

浅草の出番を夜の部から昼の部にしてもらい夜は居酒屋の2階の座敷を貸し切りにしての小さな落語会。

自分はあっちもこっちも出来ない。
【真景累ヶ淵】も自分の中で行き詰まってダメだね。

だけどダメはダメなりにね、
いつもだと前半一席中入り後半一席なので今日は③までいかないパターンかな?

②で終わるのはあまり無いパターンで次回もこのまま続きを演るよパターンか。

それとも別の噺を一席と①で次回に継な

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10/21の遊馬的心は【寿大学で真景累ヶ淵⁉︎】

10/21の遊馬的心は【寿大学で真景累ヶ淵⁉︎】

遊馬『3年、4年ぶりですかね?』
担当『昨年もやってますけど…』
遊馬『あははは…そうでしたね…』
まずい昨年のネタ帳が残っていない。
となると、久しぶりなので初めての落語で、落語らしいネタを演ったはず!?』

さて、今年はチャンスが有れば【真景累ヶ淵】を演り倒すぞ!と意気込んでいましたが、

来年の落語会の会場取りの為の手続きやら、来年は【乳房榎】だし、一門会は圓朝モノではなく普通のネタでもそれ

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10/2の遊馬的心【横浜にぎわい座の出番】

10/2の遊馬的心【横浜にぎわい座の出番】

久しぶりのにぎわい座は持ち時間25分の中入り前の出番…多少オーバーしても大丈夫だろうという私的考えから…『真景累ヶ淵』を演れる!

この日は早朝のにぎわい座を使っての学校寄席が有り、気をつけていたのに喉がすり減った感じになってしまった…演れるが辞める!?になってしまった。

が、やはり演らねば何をしに来たになる。
楽屋のホワイトボードを見ると〇〇高校OB会〇〇名と盲導犬のお知らせ。

…感度の良い

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9/29の遊馬的心【初にっぽり館】

9/29の遊馬的心【初にっぽり館】

初めてのにっぽり館。
万橘さんとたけ平さんの寄席。30人も入るといっぱいの小さな小屋ですが、自分のお城みたいで羨ましいし、また取り組みも素晴らしい!!
ぜひ機会がありましたらお越しください。

二人とも聴き上手なのでお喋りばかりしてしまった。
それなのに
ゲスト対談では緊張してる私を上手くフォローしてくれて、また陽気なお客様で非常に救われた。

持ち時間を30分頂いたのでお言葉に甘えて【真景累ヶ淵

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9/27の遊馬的心・寄席の10日間で連続噺が実現か!?

9/27の遊馬的心・寄席の10日間で連続噺が実現か!?

事務局から寄席の夜の部の10日間の主任(トリ)の依頼の連絡があった。

『来た〜!』と心の中で叫んでしまった。
早速、スケジュール帳を開き確認。
『うわ〜』とため息をついて、見栄込みで休みが多い事を伝えた。つまりやんわりと断ったのだった。

初日は大丈夫だし、仮スケジュールも無くなる方が多いし、これくらいの休みの数であれば許されたかもしれないし、それでよければお受けしていた。

ただ私にはやってみ

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9/23の遊馬的心【真景累ヶ淵】③

9/23の遊馬的心【真景累ヶ淵】③

マンションの自治会の落語会。コロナ禍は中止になっておりましたが年に一度でも復活してくださる事は誠に有難いことです。

新作手ぬぐいを20本用意。そして【真景累ヶ淵】の相関図を80枚持っていくか悩んだけど、持参した。
出来れば①②中入り③でこの続きは来年ね!という思い付き。

年に一度だし、笑いたいお客様だというのはわかっている。
実はね、出来ればお子さんは来ないでおくれとも願ってしまった。
しかし

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9/15の遊馬的心【真景累ヶ淵】④

9/15の遊馬的心【真景累ヶ淵】④

随分伸ばしてしまった。

1日休むと気が抜けるのか、ホッとするのか。合間に名人上手を聴いてしまった。
素晴らしいのでどうしても引っ張られる。なのでなるべく聴かないないようにするけどやはり聴きたくなる。同じようには出来ないのだから。
構成や人物描写の見事さ、六代目圓生師匠はこの部分を『お久殺し』と『お累の婚礼』に分けて各約1時間の計2時間の所を私はあらすじ入れて約50分だからよくやった。だけど広小路

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9/13の遊馬的心【真景累ヶ淵】③

9/13の遊馬的心【真景累ヶ淵】③

今日は伸びるかなと思ったらやはり5分程伸びた。

怪談噺を得意として本日代演に来てくださった蝠丸師匠が聴いてくださっていた。

あらすじでは豊志賀は父親の宗悦と似て執着する事をそれとなく、会話に入れてみたが、下手な言い回しだから伝わったかどうか?
宗悦がネチネチ深見新左衛門に返してくれと催促させ、斬り捨てた宗悦の亡骸を下男の三右衛門に片づけさせる所は三右衛門にも折角喋らせて、宗悦の胴巻(お金)まで

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9/12遊馬的心【真景累ヶ淵】②

9/12遊馬的心【真景累ヶ淵】②

昨日連続噺としてお付き合いと言わなければ今日は①を演っていたかもしれない。
言ってしまったので②へ。
今の所は連続噺の宿命になるのでしょう、前回までのあらすじ。
話が進めば進む程長くなって行くので、その日の登場人物を前回のあらすじの中に会話として登場させ、出てこない人物はカットしてみた。
昨日は宗悦が最初に姉のお志賀に話しかけるが、本日は宗悦はお園に話しかける事にして、姉より真面目な感じを出してみ

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9/11の遊馬的心【真景累ヶ淵】①

9/11の遊馬的心【真景累ヶ淵】①

いつも反省後悔しては忘れてしまうので自分の忘備録として。

9/11は上野広小路亭の主任の初日。5日間興行のうち14日がお休みになり計4日しかないのに連続噺として【真景累ヶ淵】を演るとそっと決める。もちろん最後までは出来ないし演らないし演れない。

独演会では三席つづの9席。
仙台花座では二席づつの4席
今回は【真景累ヶ淵】を10席にまとめたうちの1席目から4席目の予定。

さて、本日の一席目。独

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