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選挙のはなし | GO AHEAD -僕の描く夢- 第330回

 こんばんは、坂岡ユウです!

 今週末は東京都知事選の投開票ですね。前回の総選挙で選挙権を得て、はじめて選挙というものに伺いましたが、とにかく緊張したのを覚えています。名前を書くだけなのに、なぜあれほど緊張するのでしょうね。

 都民のみなさんは誰に投票するか決めましたか?

 今日のエッセイは「どんな人に投票するべきか」ではなく、「わたしならどういう風に選ぶか」を綴っていきたいと思います。そんなに込み入った内容にしないので、気軽に読んでください。とにかく、まずは投票に行くことがだいじなので!

・わたしが投票するときの目安
① 政策が合うかどうか:政策が抽象的すぎても、具体的すぎても心配。
② 実行できるか:これまでの実績やこれからのビジョンを見て……
③ 発言が共感できるか:気になる発言は普段からメモ!
④ 支持している人たちの発言:どういう人が支持して、どう世論を動かしているか?
⑤ 目線が私たちに向いているか:すべての人たちに向けた政策運営をしてくれそうか?
⑥ 第六感:人としてこの人に一票を託せるかどうか。

 今回の選挙ではジェンダー系の政策について、現職の小池百合子候補の見解が話題になりました。他の政策でもさまざまな議論が繰り広げられていますが、わたしは具体的な政策をたくさん提示する候補は支持しません。なぜかというと、就任後にちゃんと実行できるかどうかが心配になるからです。当然、政策が抽象的な候補も支持しません。

 公約のひとつひとつはとても難しい話で、公約を読んでもわからない項目が必ず出てくると思います。経済学、社会学、倫理など、さまざまな観点が絡んできますから。そのため、最終的には「候補者が信用に値するか」で決めればいいと思います。

 もし私が東京都の有権者なら、今回の選挙、かなり候補者選びに迷うでしょう。現職の小池氏は今の運営や発言に不安がありますし、政策もこれをしてどうしたいかが見えてきません。宇都宮氏は政策は具体的で共感できますが、実行性が未知数です。なにより、あまりにも具体的な公約が多すぎてどっちつかずになりそうな気がして心配です。山本氏は演説内容は共感する部分もありますが、政策には効果や実行性などの面で共感できません。また、過去の発言や支援者の声が扇動的で、まったく共感できないのです。小野氏や立花氏は政策・政党・発言などから入れたいと思えませんし、他の候補者の方も……

 一票を託したい、都政を任せたいと思える候補者がいないんですよね。政策的に近い方はいますが、どうしても支持できなくて。よく「投票する人がいないなら本命の逆に入れるべき」という声を聞きますけど、私はそれをしたくはありません。無責任というか、意志を放棄した気がして。

 だから、ほんとうに都民の皆さんには、最後まで悩んで、きちんと任せる候補を見つけてほしいなあ……と心から思います。東京都知事選は国政にも大きな影響を与えるので、みなさんの一票はこれからの日本社会を担う一票になるかもしれません。仮に今回の一票が当選にならなくても、いつかその勇気と決断が形になるはずですから。

 みなさん、かならず選挙にいってくださいね。子どもたちや、次世代を担う若者の未来を、きちんとつかみ取れる候補を選んでください。もし今回のエッセイでご不明な点等あれば、ウェブサイトを調べるか、リプライなどでお知らせください。

 それでは、今回は「選挙のはなし」でした。

 2020.7.3
 坂岡ユウ

最後までお読みいただき、ありがとうございました。 いただいたサポートは取材や創作活動に役立てていきますので、よろしくお願いいたします……!!