インスタのピン留め機能でヘッダーを作るメリットとデメリット
数ヶ月前にインスタの「プロフィールに固定」という機能が始まり、インスタでビジネスをするアカウントなどでこれをインスタのヘッダーとして利用する方が増えています。
↓↓
↑↑
上の画像のようなやつです。
これについての質問がよく僕のところに届くので、作り方やメリット、デメリットを解説します。
ちなみに個人的にはあまり賛成派ではなく、今は様子見をしています。
その理由も書くのでぜひ最後までみてください。
【ピン留め機能とは】
そもそも「何それ?」って方もいるかと思うので簡単に説明をすると、お気に入りの投稿をプロフィールのトップに固定できる新機能です。
プロフィール画面は自身の世界観やブランドストーリーを伝えるために重要なスペースで、そこにお気に入りの写真や画像、動画を固定することで、より自由に自己表現ができます。
反応の良い投稿やリールをトップに固定しておくことで、プロフィールに来てくれた人のすぐ目に留まるようにすることでアピールがしやすくなります。
ではここからはメリットとデメリットを書いていきます。
【ピン留めでヘッダーにするメリット】
①アイコン、名前、プロフィール以外で自己紹介ができる
今までは自己紹介の場所としてはアイコンと名前とプロフィールのみでした。
ヘッダーにすることで、それ以外に
どんな発信をするのか
どんなメリットがあるのか
どんなビジネスをしているのか
どんな未来が得られるのか
などを書くことでプロフィールに来てくれた人にアピールができます。
②「誰のための何の専門家」が視覚情報で伝えれる
これも①と少し似ていますが、SNSでビジネスをする上では「誰のための何の専門家」なのかが一眼で見てわかるアカウントの方が見られやすいです。
名前やプロフィールでも伝えることはできますが、あくまで文字だけの表現しかできません。
しかしヘッダーにすることによって画像という情報で伝えることができるので、プロフィールに書くよりも見てすぐに「この人はこれについて発信をしている人だ」というのが伝わりやすくなります。
③ちょっと詳しい人ぶれる
これはメリットって言っちゃっていいのかわからないですが(笑)
インスタ利用者でこの機能を使っている人は少ないです。
だからこそ、「あ、この人ちょっと詳しい人なのかな」と思ってもらえます。
ほんのちょっとだけ承認欲求が満たされます。笑
④プロフィールに来た人にわかりやすく親切
どんな発信をしている人なのかがわかりやすくなると、プロフィールに飛んだ人は「この人はどんな人か」がわかりやすいので、すごく親切な行為です。
インスタを開く人の心理としては「ちょっと暇な時間ができたからインスタでも開いてみようかなー」くらいな感じです。
つまりインスタを見ている人は余計なことにとにかく頭を使いたくないです。
ヘッダーで「私はこの分野の専門家ですよ」というのが伝われば、自分に合ったアカウントかそうでないかが一目でわかるので、すごく親切な行為です。
【ピン留めでヘッダーにするデメリット】
このピン留め機能自体は利用する価値はあると思うし、大賛成なのですが、ここにヘッダーを作ることに関しては、僕の個人的な仮説ですがあまり賛成ではないです。
もう一度言いますが、まだはっきりとしていない僕の仮説でしかないので、”信じるか信じないかはあなた次第です”という感じで見ていただけたらと思います。
①そもそもSNSは交流のツール
YouTubeやTwitterなどにはヘッダーの機能があります。
他人のYouTubeやTwitterのヘッダーをタップして見たことはありますか?
おそらく90%以上の人はわざわざヘッダーをタップして見たりはしないかと思います。
そのタップされないヘッダーを貴重な投稿の最初の画面に固定してしまうとタップはされずそこからの交流は生まれません。
②AIが「質が悪い」と判断するかも!?
先程の①の延長の話ですが、交流が生まれないということはエンゲージメント率が低いということです。
そもそもAIが何を根拠に質が良い、悪いと判断するかというと、投稿を見た人の滞在時間やいいねやコメント、保存などのエンゲージメント率です。
「お気に入りの投稿をトップ固定できるようにしたのでそこからの交流が広がるだろう」というのがインスタの意図だとすれば、固定している投稿だけが、いいね、保存、コメント、シェアが明らかに少ないと「質が悪い」と判断されてしまうかもしれません。
これに関しては、逆にヘッダーがあるからこそ、他の投稿を複数枚見てもらえるという考え方もできるので一概には言えませんが...。
③一時的なブームで終わりそう
一昔前は、文字投稿とプライベート投稿を交互に投稿される方が多かったです。
その方が見栄えがよく、綺麗に見えるし、文字投稿のみの属人性のないアカウントではなく人間っぽさを伝えれるからしている人が多かったですが、今ではアルゴリズム的に伸びにくいので文字のみで統一している人が多いです。
同じようにこれからピン留め機能でヘッダーを作る人が増えていきそうですが、一時的なブームであっさりと「みんなやめていきそうだなー」と僕は考えています。
【ピン留め機能でヘッダーを作る方法】
メリットやデメリットを考えた上で「やっぱ作りたい」となった方のためにざっくりの作り方を解説します。
canvaのカスタムサイズで「横3240×高さ1080」に設定
画像を作成する
分割アプリ(例:Grid Post)で3分割する
インスタにアップする
3つ目の投稿から順にトップに固定する
この流れでヘッダーを作ることができます。
メリットとデメリットを比較した上でぜひやりたい方はやって見てください。
【ピン留め機能自体はやったほうが良い】
実はこの機能は1年前くらいからTikTokでは実装されていました。
TikTokでは古い投稿でもトップに固定することでまたレコメンドされて投稿が生き返ったりしたのでインスタでもそうなるかもしれません。
インスタとしても新機能に対するユーザーの反応が見たいので、新機能は優先的に伸ばす傾向があります。
なのでこの「プロフィールのトップに固定」という機能自体は使った方が良いとは思いますが、ヘッダーを作ることに関しては、僕はまだ様子見の状態かなーと考えてます。
ぜひ今日の内容を参考にしていただけると嬉しいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?