結局、質の高いコンテンツって何!?
SNSを教えている人が100人いればその100人が口を揃えて「質の高いコンテンツを作りましょう」と言います。
とは言っても「質の高いコンテンツって何ですか?」ってなりますよね。
今日は「質の高いコンテンツってこういうのを言うのか」という概要を記事にします。
【リアリティがある】
ChatGPTの登場で”それっぽい情報”は今後どんどんと増えてきます。
膨大な情報量の中から適切な情報をAIが導き出してくれるので、ある程度の質は確保することができます。
しかし、そういう情報やコンテンツが量産される時代になると質の相対的価値が下がります。
そこで重要になるのがリアリティ性です。
例えば、職業SNSコンサルタントの僕が”最短でスコア100を切るゴルフテクニック”というコンテンツを販売したらどうでしょうか?
僕はゴルフが上手いか下手かなんて誰も知らないし、何なら「本当にこの人が作ったコンテンツなのかな?」となりますよね。
では次に職業SNSコンサルタントの僕が”実際にやって成功したマーケ施策5選”というコンテンツを販売したらどうでしょうか?
「この人がちゃんと作ったんだろうな」という信用が生まれます。
『自分だからこそ絶対に自信を持って言えるリアルなこと』が質の向上に繋がります。
【物語性】
物語性があると記憶に残りやすいし、イメージもしやすくなります。
学生時代の歴史の授業が得意だった人と苦手だった人の勉強方法には違いがあります。
歴史が得意だった人は、歴史上の人物を物語風に記憶しています。
例えば「織田信長は戦国時代の真っ只中で天下統一を目指すくらい野望の強い人だから鉄砲を使ったのかな」など物語風に記憶します。
だからこそ、大人になってからも、「織田信長ってどんな人?」って聞かれると頭にイメージが残っています。
しかし、歴史が苦手な人は「テストで最低点を取らないために暗記すべきこと」だと思い一夜漬けで記憶しようとします。
何が言いたいかというと、それくらい物語性を持って伝えることができると、人の記憶にも残りやすいし、イメージもしやすくなるということです。
ちなみに、誰からも求められてない物語は、ただのイタい人になっちゃうので注意は必要です。
求められる物語とは、相手の悩みや現状を変えるヒントになる話です。
いきなり自分語りをはじめちゃうと「何やこいつ...」ってなってしまうので、そこは間違えないようにしてください。
【相手の悩みや課題を先回りして訴求】
すでに気付いているよくある悩みや課題ではなく、「何となく心の中でモヤモヤしていること」を先回りして訴求できる内容だと思わず見てしまいます。
「このコンテンツ、もしかしたら私が今求めていることかもしれない」と頭の中によぎると、自分の考えとの答え合わせとして見ずにはいられなくなります。
相手の悩みや課題を先回りして理解するためには、当然ですが”相手は誰なのか”を明確にしなければなりません。
相手が誰かを明確にした後、その相手はどんな性格でどんな環境で生きていて、どうなるのが理想的な結末なのかを仮説立てて、コンテンツにすることで、大勢には刺さらなくともたった一人の相手からは絶対に求められる質の良いものが作れるようになります。
【反応が多い】
質を図る指標として感想やコメントやリアクションなど反応はとても重要です。
SNS投稿などでいうと、いいねやコメントやシェアや保存などです。
アルゴリズム的にも反応が多く集まるものが拡散されやすいのは、「反応数=質」とAIが認識いるからです。
【つい時間を費やしてしまう】
質の低いコンテンツには1秒も使いたくないですよね。
誰しもがそうですが、自分の時間が最も貴重です。
コンテンツを見る以外にも、時間を使いたいことはたくさんあります。
仕事、食事、睡眠、運動、テレビ、映画、漫画、読書、SNSなど挙げていくと無限にあります。
そして何より命の時間は有限で最も貴重なものです。
1億円払っても命の時間を買うことはできません。
そんな貴重な時間をわざわざ使ってでも、気になって見てしまうコンテンツは、『質が良い』以外に適切な言葉がありません。
SNSでも教材でも何でもそうですが、質の高いコンテンツはしっかり時間を使う価値のあるものです。
【「質=手間をかける」は違う】
「こんなに頑張って手の込んだコンテンツだからそりゃ質も良いよね」という考え方は間違っています。
質が良いコンテンツとはリアリティがあって、記憶に残りやすく、イメージがしやすくて、悩みや課題を解決してくれて、つい時間を費やしてしまうようなものです。
言い方を変えると、手を抜いても相手が「質が高い」と感じればそれは相手にとっては「質が高いコンテンツ」です。
自分にとっての100点満点は相手にとっての100点満点ではありません。
本質的な質とは、上記を満たしたものなので、ぜひこれからは「質の高いコンテンツを作りましょう」と言われたら、リアリティがあって、記憶に残りやすく、イメージがしやすくて、悩みや課題を解決してくれて、つい時間を費やしてしまうようなコンテンツだと認識して発信活動を頑張りましょう。
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