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世界No.1の営業マンが使う心理テクニック


いい商品があっても、営業力次第で売上は変わってしまう。



例えそれが、有形なものでも無形なものでも。
成功の秘訣は決して特別なものではなく、ほんの些細なことだったりもします。


私はコーチングを極めて、法人営業もしてきました。
仲間にコーチングを教え、営業のコツを教えたりもする中で、ある人は契約を取れるけれど、ある人は契約をとってこれない、なんてこともよくあった。


なぜ、契約を取れる人もいて、契約を取れない人もいるのか??


単純に営業マンとクライアントの相性の問題だろうか?

それとも、ただの運なのだろうか?



あなたの周りの営業マンはどんな人がいる?


おそらく、契約をとる人と取れない人で顔が思い浮かぶのではないだろうか?


契約を取れる人は、営業のコツを知っているのだろう。
そして無意識のうちにクライアントの前でそれをやっているのではないだろうか?



今日お伝えするのは、

そんな営業マンのトップが実践するテクニックの話

今日からすぐに実践できる、世界No.1のテクニック。


🟡世界No.1の営業マン

アメリカの伝説的なセールスマン、ジョー・ジェラルド(Joe Girard)。

彼は自動車販売の分野で数々の記録を打ち立て、その業績により、
「世界で最も成功したセールスマン」としてギネスブックに認定された。


彼はデトロイトにあるシボレーのディーラーで自動車を販売し、その卓越した販売技術で注目を浴びました。
一日に18台、年間では1,425台という驚異的な台数を売り上げたことも。


1973年に「1年間で最も多くの自動車を販売した個人セールスマン」としてギネスブックに認定。

🟡販売の秘訣

ジョー・ジェラルドの成功の秘訣は、顧客との強力な関係構築にあった。
彼は顧客一人ひとりに誕生日カードや感謝の手紙を送るなど、細やかな気配りを怠らなかった。
彼のモットーは「人を大切にすることでビジネスも成功する」というもの。


🟡顧客の心を掴む心理テクニック

彼の販売テクニックの中でも、顧客の心を掴むテクニックがある。
それは、
「顧客のレベルに合わせる」ということ。


ここでいうレベルとは、「生活レベル」
世界一の営業マンとしてギネスにも乗るほどの売上を上げる彼は、一見高級な身なりをしているかと思うが、どこでも買えるスポーツシャツをきて営業に出かける。

彼の顧客はお金持ちではなく、普通の人。
毎日会社で汗水垂らして働く人たち。
そんな人たちは高級スーツを着て、ただ売上のことだけを考えている営業マンから車を買いたいと思うだろうか?

同じ生活レベルで、経済的な事情がわかり、自分のことをわかってくれる人から買いたいと思うはずだ。
彼にはそれがわかっていた。

彼は、自分はみんなと同じ仲間だ、と身なりを変えて営業をしていたのだ。


🟡今からできるクライアントの心を掴むテクニック

ジョー・ジェラルドの販売テクニックは、シンプルでありながら非常に効果的なものが多く、車の販売だけでなく、さまざまな業種でも応用が効だろう。


もっとも単純な成功の秘訣は、
顧客一人ひとりを特別な存在として扱うこと。
彼は顧客の名前や特定の情報を覚え、個別に対応することで信頼関係を築いた。
例えば、誕生日カードや感謝の手紙を送るなど、個人的な接点を大切にした。


時には、誠実で正直な対応も心がける。
彼は常に顧客の利益を最優先に考え、適切なアドバイスを提供することで信頼関係を強化した。


購入後のフォローアップも徹底して行い、顧客との関係を維持。
定期的に連絡を取り、アフターケアや追加のサービスを提供することで、顧客満足度を高めた。


そして彼は顧客からの紹介をもっとも重視した。満足した顧客が新たな顧客を紹介することで、自然に顧客ベースを拡大していった。


さらに、顧客の感情に寄り添い、共感を示すことで信頼関係を強化。
彼は顧客のニーズや悩みを理解し、適切な提案を行った。


常にプロフェッショナルな態度を保ち、信頼される専門家としての地位を確立。
製品やサービスについて深い知識を持ち、顧客の質問に的確に答えることを心がけた。


最後に、彼は一度の取引だけでなく、長期的な関係を築くことにも焦点を当てた。
顧客が再び戻ってくるような体験を提供し、生涯にわたる価値を提供。


これらの細かなテクニックを実践することで、顧客との深い関係を築き、長期的な成功を収めることができたのだ。


🟡まとめ

世界No.1の営業マンはそんなにすごいことをしていなかった。
誰でも当たり前だと思うことを、そのまま継続し続けた。
自分から集客をしなくても、顧客から声をかけてくれる導線を引いた。

ここで大切なのは、

相手にいかに合わせられるか

というところと、

いかに営業をしないか

ということなのではないだろうか。

契約をとってくる、
営業をしに行く、
商品を売ってくる、

全て自分目線の嫌な言葉だ。

契約をお預かりする、
話を聞きに行く、

そんな目線で営業してみてはどうだろうか?

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