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【自分の名前】画数でも由来でもなく「響き」に着目したら、素敵な気づきがあった…!


ある日ふと気づいたことがある。
エスカレーターに乗っていた時のこと。

なんか、わたしの名前って柔らかい…よな〜って。

家族の名前を順に、ゆっくり声に出してみた。

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ゆうい
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ふと気づいた。
わたしの名前って、摩擦音がない。
「ゆ」「う」「い」


家族でわたしだけ、名前を言うときに舌が上顎につかない…すごく柔らかい響き。

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大学でのある授業を思い出した。フランス語の詩を味わう授業。

「使うアルファベットの響きが読み手に与える印象を左右します!

濁音、破裂音、摩擦音、、、

アルファベットそれぞれの響きの印象は、柔らかさ、硬さ、強さ、弱さ、儚さ、明るさ、暗さなど、さまざまです。

そして、そのアルファベットが出てくる回数も、詩の印象を左右するので、書き手はそこも考慮して詩を書いていますよ〜。」

個人的に大好きな授業だった。外国語を単語でしか捉えていなかった時は、こんな素敵な発見できなかった…と感動したのを覚えている。

アルファベット1つ1つの響きに着目してみるということ。

その授業のおかげか、自分の名前の響きをふと気にしてみたのかもしれない。

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「ゆうい」ってなんかぼんやりしてて、覇気のない名前だな〜なんて思ったこともあったけど、視点を変えてみたら…

「ゆうい」という名前には摩擦がない。ゆえに、柔らかい響きになっている。優しいという漢字と相まって、余計にやさしい名前だ…!


他人と極力摩擦を起こさず、あたたかい優しさで包み込めるような人になれたらな〜というわたしのぼんやりとした理想像にやけにしっくりきた。


わたしの名前、こんなに素敵だったのか!!ゆういって良い名前だな〜

なんて思いながら、るんるんで、エスカレーターの最後の一段を飛び越えた。


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