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銭湯やサウナは美容オタク向けではないと思う件と対策について


銭湯のサウナに行くことも多いのだが、
ある程度美容に詳しい人が
初めて銭湯に行くと、驚くことが多いと思う。
自分もそのうちの一人だった。
驚くというのは「マイナス面」での驚き。
(と言っても最後には、銭湯、サウナ、サイコー!というオチなので安心してください(誰))

私は仕事で4年間ほどスキンケア品のマーケや販促品の作成、社内外の研修講師を担当していたことがあったり、化粧品検定1級やコスメコンシェルジュという資格を取得していたりなど、田中みな実さまほどではないけれど、美容についてはそれなりに知識がある方だと思っている。

私の趣味ってなんだろう、化粧品とかスキンケアかな〜なんて思っていた時に、銭湯とサウナに出会った。

1年ほど前に、生まれて初めて銭湯・サウナ体験した時の率直な感想。
それは【美容向けじゃない】だ。

まず最初に思ったのは、
「シャワーの温度、調節できないの?」
「水道(カラン)は、お湯と水に分かれている?しかも押している間しか出ないの??」ということ。


美容オタクの間では、一般的に肌を洗う時には、
人肌の温度と同じくらいの「ぬるま湯」で洗うのが常識だ。
お湯の温度が高すぎると肌に必要な皮脂まで落としてしまうから。
私の肌感覚では、銭湯のシャワーの温度は高めなところが多い。
中には45度くらいなのでは??とアチアチな銭湯もある。

大抵の人は、シャワーで顔を洗うのだろうが、
美容オタクにとって、熱いシャワーは肌の「乾燥」を引き起こす恐怖の対象だ。また、シャワーの水圧も美容のご法度とされている「摩擦」になる。

温度と水圧の問題を解決するには、
シャワーを使わずに
カランで洗面器にお湯と水の両方を入れて
ぬるま湯を作り、手ですくうということになる。


身体を洗う→湯船に浸かる、まで行ったら
次はお待ちかね「サウナ」だ。

シャワーの熱さや水圧を怖がるような美容オタクからすると、急激に温度が高くなるサウナも恐怖の対象だ。肌に負担かかりそ〜てな感じで。

もう一つ、世のサウナ女子を悩ませているのは
髪がパサパサになる問題。
サウナ室内は、高温多湿で、笑えるくらいに
髪がダメージを受けやすい環境だ。

そこで、登場するのはやっぱり
サウナハットだろう。
気休めかもしれないが無いよりはマシだ。
サウナハットがない時は、タオルを巻く。
ついでに顔もタオルで覆う。

次に、外気浴。
洗顔したばかりの顔を
約10分間も外気にさらすというのは
もはや自殺行為である。
なので、私は小さい容器に入った
保湿クリームを浴室に持ち込み、
外気浴の前に塗ったり塗らなかったりしている。
(もう最近は面倒で塗らない事が多い笑)


「サウナは美容にいい」とテレビやネット記事などでよく紹介されている。
しかし、サウナと美肌に関する医学的な論文はほぼないのが現状みたいだ。なので「美肌効果があります☆」などと書かれた記事は、嘘つけ!と思いながら読んでいる。

と言いながらも、私自身サウナに通うようになって、肌の調子が良くなるのを実感しているので、サウナと美肌の関係性については
肯定的だし、私の肌には合っているみたいだ。
銭湯帰りの肌は、血色もよくなり本当にツヤツヤになる。
何より大きな湯舟につかったり、水風呂や外気浴の気持ちよさを味わってしまったら、もうやめられない。

私も昔はシャワーの摩擦があぁ!温度があぁ!とやかましかったが
段々とどうでも良くなってきた笑

コスメや美容、キラキラ好きな女性と、
銭湯やサウナって似つかわしくないイメージが
少なくとも私の中ではある。
そんな美容オタクな方達にも
銭湯やサウナを一度でいいから
体験してもらいたいなと思っている。

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