自分で気づかないのなら。
自分の魅力を正確に理解している人は、
世の中にどれだけいるのだろうか。
誰かに「あたなの魅力は何ですか?」と聞かれたら、答えられますか?
ちなみに私は答えられない。
考えても考えても出てこない。思い浮かぶのは、欠けている部分ばかり。
今まではそれでよかった。普通に会社員をしている分には、個性よりも協調性が重視されていたから。「個性を出すなら、他所でやってください」という環境にいたから。(勿論、世の中には個性を大事にしている会社もあると思う。)
なんで急に、魅力の話になったかというと、ある人に言われた一言がきっかけだった。
「自分の魅力に気づいていない気がしてる。」
正直痛いところをつかれたと思う。
その通りだ。私は自分の魅力どころか、自分で自分のことをわかっていない。正確には、わかろうとしていなかった。
自己肯定感が低い私にとって、魅力なんて無縁だと思っていたから。私なんかが、魅力がある人間だとは思えない。考えるだけ無駄だと。
考えることすら、しようとしなかった。
以前私は、褒められてもすぐ否定する癖をやめよう、とnoteに書いた。
素直に喜べない。「私なんかが……」と、とにかく自分を卑下してしまう。これじゃあ、自分のことを大事にしていないのと同じだ。
そう思い、今は否定よりも「ありがとう」と言うように心がけている。(気を抜けば、すぐに以前の自分が顔を出すけど)
この、なんでも否定する癖を止めたように、もう少し自分に興味をもち、魅力というよりは良い部分を探してみようと思う。
なんでも「私凄い!」と言うのではなく、(そんなのただの自信過剰だし、それを無理に続けていたら胃が痛くなるのは目に見えている)
じゃあ、どうやって良い部分を見つけよう?
そう考えていた時に、ある人が教えてくれた。
良いところは、人に見つけてもらうようにして
過ごそうと思っています。
そうか。自分で気づかないのなら、誰かに教えてもらえばいいんだ。
普段の会話や行動。何かした時に、喜んでもらえたこと。褒めてもらえたこと。1つ1つ集めていって、知っていこう。
集めたものが、少しでも自信に変わっていくように。
自分のことを認めてあげられるように。
最後まで読んでいただきありがとうございました。