はての

寂しさを埋める為の受け皿が
どんどんと錆びて壊れてく

削っては小さくなって
それでも尚満たされぬ想いで充満する

とめどない。と呟いたら

半端な感情にうんざりしてしまう

君にあげられるものはなんだい?
って君に期待しても
君は何もないっていうから
僕は何もないんじゃないかって不安になる

君にあげようとした気持ちの半分は
僕が僕にあげたいものだなんて言えずに
君は嬉しそうに笑ってくれた

そうやって幸せってなんだろうって
いつになく考えたら
やっぱり君なんだって笑うんだ

その世界の幅はいつだって僕の物差しで
倫理とか秩序とか難しい事なんて言ったって
ようは君が僕にとってのなんなのか。って
事の方が世界平和に繋がるんじゃないかって思うんだ

君に何もないをプレゼントしたら
ふわっとはてなを飛ばしたけれど

僕は君にとっての何ものでもないんだって
知ってるんだって言ったら

君は泣いて僕を抱きしめてくれたよね
涙が体温よりも暖かくて君を強く抱きしめてしまったよ。

そうやって幸せってなんだろうって
いつになく考えたら
やっぱり君なんだって笑うんだ

僕は君が好きなんだって
誰もいない場所から
まっすぐ投げたよ
言葉は世界を一周して戻ってきた

君には届かないのに
僕には届いたから

僕はゆっくりその気持ちを抱きしめたんだ


例えば
そんなラブソングが歌えたなら



#詩
#恋文
#恋愛
#恋
#埋められない想い

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?