逆さまの世界

真夜中
君の事を時々思い出す

そう綴った

【嘘なのに】

そう言った方が詩は美しいと思ってしまう

君のメールを見返すのを
例えば僕に歌うラブソングにみたててみたら
それはきっと幸せのハーモニー
なんて思いながら口ずさむ

何をしても
何を考えても

きっと巡り合わせてしまう
終点は決まっていて
僕はそれを目指して歩いているだけだ

どこにいるかな
なにをしているかな

なんて必要ない

きっと巡り合わせてしまう
そうそれは決まっていて
僕はそれを目指して歩いているだけだ

人は僕を気の多い人だと言う
僕は誰に対しても同じだ

あの人以外は
誰にでも同じだ

忘れていく世界の中で
懐かしむ事が出来ずにいる

きっと巡り合わせてしまう
そうに決まっている
僕はそれを目指して歩いているだけだ

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