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結婚するということ

結婚ってなんなんだろう。

職場の信頼している先輩は、「結婚するということは、自分も社会の常識になる覚悟をするということ」だと言っていた。本当にそのとおりだな。当時は、自分は天涯孤独だと思っていたので、結婚って大変なんだなと思った。一生破滅的な恋愛をしているほうがいいと思っていた。

幼い頃は母親が嫁姑問題(プラス舅)に悩まされていた。それに巻き込まれて、今でも全ては許せないくらいつらい思いをしたからか、昔から結婚に憧れはない。母親みたいな目に合うくらいなら、一人のほうが幸せだと思っていた。ウエディングドレス姿の花嫁が頭に付けているヴェールのことが怖かった。

それでも、結婚しようと思った。結婚したいというより、ずっと一緒に生きていきたいと思った。社会の常識になる覚悟が決まったかは分からない。けれど、周りはそれを求めてくるんだろうな。正直に言うと、今はそれがすごくつらい。たぶん、私は常識にはなれないから。結婚がもっと単純なものならいいのに。一緒に生きていくことを二人で確認しあえたことはとても嬉しいのに、二人の生活がとても楽しみなのに、結婚と一緒に押し寄せてくる常識が怖くて仕方がない。

そして、この歳になって知ったのは、結婚するのにはお金がかかるということ。婚約指輪や結婚指輪を買う費用。二人暮らしをするときの、物件を借りる初期費用や引っ越し代。結婚式にかかる費用。新婚旅行にかかる費用。もちろん、全てなしに結婚することも可能ではあるだろうけれど。ここも常識との戦いなのだろうか。

暗くなってしまったけれど、私たちのペースで少しづつ進めていきたい。これは私たちの生活のことだから。楽しい生活を一緒に作っていく。


そして、ブログを始めました。二人暮らしについても書いていく予定です。