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思考を言葉にして、自信を持つ。

2022年5月2日(月)僕は30歳になった。

30歳なんて、ずっと先の話だと思っていた。年に直すと30年も生きているっていうことになる。僕の憧れていたカートコバーンやジミヘンドリクスが亡くなった27歳なんてもう3年も前の話になる。定年を60歳と考えるともう折り返し地点にまで来てしまったことになる。

まずい。

僕はそう思った。だって、僕の中の精神年齢は中学生の頃からずっと変わっていない気がするから。自分の言葉で、自分の意見を、自分の解釈で、伝える。それが中学生の頃からずっと苦手だ。自分に自信がないからなんだと思う。人に何かを伝えるときにパッと言葉がきちんと出てこないのは、コンプレックスだなと最近になって気がついた。

言葉にすることが苦手だから、デザインでも猪突猛進でとにかく早く作り上げて、フィードバックをもらって、それに対して全力で打ち返すということをしてきた。ゲームでいうガードや回避を使わずにとにかく力でゴリ押していくそんなイメージだ。

けれど、アシスタントデザイナーからデザイナーになるためには、それだけではいけない。相手に寄り添って、問題を見つけて、その打開策を何本ものパラレルワールドの中から導き出していかなくてはいけない。それには、言葉にして整理していく力も必要だ。

あと僕は普段仕事や生活の中で「〜だと思う。」と考えたことに自信が持てず、そのままにしてしまうことがある。すると別の誰かが「〜だと思う。」と僕の考えを話すことがあって「さっき思ってたから言えば良かった…。」と後悔することが多々ある。それは他の誰かに思ったことを汲み取らせる手間をかけさせていることに等しいのだ。だから30歳になった今自信がない言葉に蓋をする癖をなくしていきたい。

そのためには、発信する癖をつけることが大切だと思った。自信がなくてもいいから、とにかく「自分がどう思った(考えた)のか」を間違ってもいいからとにかく書き出す。もしくは伝えることを意識して行動していく。

何かが欲しいと思ったら「なぜ欲しいのか」
フォントがおかしいなと思ったら「なぜおかしいと思ったのか」
色々試して違うなと思ったら「なぜ違うと思ったのか」

その場その場で自分自身が思う感情を言語化してメモに書き出したり話して伝えることで、伝える癖をつけていく。そのためには興味の視野を広げて色々なものに触れることも30代は意識していこうと思った。この久々のnoteもその一環のひとつでもある。

まだまだ理想の30代には程遠いけど、自分自身の感情と向き合って、言動に自信をつけることで、デザイナーへと成長していきたい。そんなことを思ったGW真っ只中の明朝4時半です。

おやすみなさい。

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