夜
夜は怖くてきらい
夜は寂しくてきらい
夜は独りできらい
だけど夜は静かで好きだ
誰にもなんの邪魔もされない時間
誰にも私を肯定も否定もされない時間
どれだけ寝不足になっても私は
この"1人の時間"が何よりも大切
ゆっくりお風呂に浸かるのも
ゆっくり映画を見るのも
ゆっくり本を読むのも
ゆっくり勉強するのも
ゆっくりお酒を飲むのも
たくさんの好きなことがあるのに
たまに、とてつもなく夜が怖くなる
この暗闇に飲み込まれてしまいそうな
いっそのことこのまま飲み込まれてしまいたいと
1人にしないでくれと、心が壊れそうな夜がある
そんな時はどうしようもなく涙が出てきて
誰かと話しがしたいのに誰もいない
秋になると、季節柄そんな夜が増える
ああ、私はなんて寂しい人間なんだろう
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?