企業の慣性を活かした戦い方

こんにちは
SevenDayDreamersの湯通堂です
良い戦略、悪い戦略をようやく読み終えました。
全体的に刺さる内容で、是非手元に置いておきたい本です。
今回は本の中の一つのテーマとして出てきた慣性について、自分なりにまとめてみようと思います。

慣性とは?

慣性(かんせい)とは、ある物体が外力を受けないとき、その物体の運動状態は慣性系に対して変わらないという性質を表す。惰性ともいう。

Wikipedia

慣性とは、一般的に物理学の用語ですので、実際の物体に使われる性質のことですが、企業や事業などにも同様のことが言えそうです。
多くの企業が陥る思考ですが、"昔からやっているからやり続ける"、"これまでうまくいっているからやり続ける"、"みんながやっているからやり続ける"といった考えずに行動してしまう思考です。
これらは、過去の流れに乗って動いているので慣性と呼べそうです。
企業の課題や問題を解決しようとすると、この慣性で動いてしまっている部分を改善する必要があります。しかし、慣性の力が強く改善できないことがとても多いです。
良い戦略、悪い戦略の書籍の中では、自社の戦略を考える際に、自社内に存在する慣性を観測し対応する必要があるといった話が書いてあります。
しかし、僕が思った印象は別の部分にありました。

企業の慣性の使い方

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