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「起業家の思考法」を読んで

先ほど3/8に発売された株式会社じげん代表取締役である平尾丈さんが書かれた「起業家の思考法」を読了しました。私にとって、学びの深かった本だったので今回は「サマリー・ビフォー・気づき・ToDo」というフォーマットに沿って感じたことを記していきます。

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サマリー

現代は、みんなが正しいと思う優秀なやり方はすぐに陳腐化するため、価値はなくなりました。一方で、自分らしいやり方・優秀なやり方・別のやり方を掛け合わせた別解にこそ、圧倒的に成果を上げる秘訣があります。起業家が「そんな別解をどのように導いているのか?」分かりやすく書かれた本です。

ビフォー

この本を読むまでは事業を作るうえでは定石があり、自分らしいやり方よりも定石通りに進めることが事業成功への近道だと考えていました。正確には「起業した直後は自分らしいやり方こそ、起業の醍醐味だ」と考えていました。しかし、時間が経つにつれて徐々に定石といった、いわゆる優秀なやり方を重視している自分がいました。

気づき

この本を読んだ気づいたのは、自分らしいやり方だけでは独りよがりだが、そこに優秀なやり方と別のやり方を混合させることで別解が生まれるということ。その別解こそ、事業を成功させるうえで重要な要素になるという気づきを得ました。起業家たるもの、「みんなが右に行った時に、本当は右以外のルートがあるのではないかと常にアンテナを張れ」という旨のメッセージは今の私にぶっ刺さりました。

ToDo

この本を読んでからやることは、常に正解の斜め上をいく行動をとることです。こうしておかないと、いつの間にみんなが正解だと思う方向に流れてしまうからです。そんなことを考えていたら早速その機会が巡ってきました。友人の結婚式のメッセージムービーです。与えられたのは数秒なので、無難に「結婚おめでとう!末長くお幸せに!」がここでいう正解だと推察しました。そこでどうしたら正解とは異なるメッセージを生み出せるのか考えました。私が出した答えはなぞかけでのお祝いメッセージでした。まだ見られていないので何とも言えませんが、正解の斜め上をいく行動は取れたと自負をしています。たかがそれだけの事かもしれませんが、こうした行動の積み重ねが本書でいう別解力に繋がるのではないかと考えています。

今回は「起業家の思考法」を読んで感じたことを言語化してみました。
圧倒的に成果を上げたいと考えているすべての人におすすめの本です。


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