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【結論】あと1か月。公民の必勝勉強法は"やらないことを決める"。

共通試験まで、約1か月。
教師側も、もちろん生徒も、焦りがでてくるころ。

「演習をするのが大事」どの授業でも言われます。
ぼくが高校生の時も言われました。

あってます。でも1番大事なことは、

やらないことを決めること。
このnoteの筆者:
ゆとりんり(ゆとり世代の倫理教員です)
新卒で倍率100倍の民間企業に就職。営業・企画などを行う。
教員に転職。普段は先生向け「考える授業」を提案しています。
授業でそのまま使えるパワーポイントも配布しています。
パクっていってください。

\\0.本記事を読んでほしい人//

本記事は、阪大やら京大やらを目指す生徒。その対策をされる先生向けではありません。
共通試験で、公民6割をとって足を引っ張るのだけは避けたい。あわよくば7・8割とりたい生徒。そんな生徒を抱える学校の先生に向けて書いてます。


\\1.あと1か月で伸びるのは、理科・地歴公民//

何度も言います。あと1か月しかありません。
ここからは、戦略の話をします。

あと1か月で、英数国を劇的に伸ばすのは現実的ですか?
古漢ならまだ可能かもしれませんが。

批判覚悟で言います。
正直、点数が伸びても少し。むしろ、今より落とさないようにキープが現実的です。


"伸ばす"を本気で考えるなら、

理科・地歴・公民が伸ばしやすい。

要点を絞って勉強すれば、6割・7割はめざせます。


\\2.やらないことリストが重要//

「あと1か月、何をしよう?」「あれもしないと。これもしないと。」

現実を見てください。できることなんて限られてます。

厳しいですが、各科目の先生が言う「これを今からすべき!!」を
すべてをして、爆伸びが期待できる段階ではありません。

戦略を練って、何なら伸びるのか、合計を伸ばすには何をすべきか。
考えるべきですが、その時間すら惜しい。ので、結論です。

結論:暗記系(理社)なら、頭に入れた分だけ点が上がる

世には To do リストがはびこってますが、やらないことを決める方が重要。

全てやるのは不可能です。
中途半端で終わります。

だから、すべてしないと!と思って中途半端なひと。
あと1か月なにをしたらいいの?と思って動けてないひと。
理社をしてください。


\\3-1.公民の必勝勉強法//
-問題集は1冊しかやらない-

「理社をする」と決めたひと。
あと1か月で、その教科の問題集1冊を完ぺきにしてください。
3周目でやっと100点でも構いません。

他の問題集はやらない。

なぜそんな暴論を言うのか、理由は次のトピックから説明します。

公民を例に説明します。
もうこのまま、この勉強法を使ってくださっても構いません。
迷う時間すら惜しいです。

そして、ここからが大事。
もっとやらないことを決めていきます。


\\3-2.公民の必勝勉強法//
-使っている参考書しか参考にしない-

問題集の目次のこんなやつ見てください。

目次

自分の使っている参考書をだいたい網羅していると思います。

つまり、この問題集しかしなくても、ある程度復習できるということです。
だから、問題集でわからなかったところを、使ってきた参考書で復習。

このサイクルで、使ってきた参考書の復習が可能です。

なんなら、問題集の解けなかった部分を、my参考書にマーカーをつけていけば、そのページさえ見れば1分で苦手が復習できる最強参考書の完成です。

Q:問題集の目次にないテーマはどう復習しますか?

A:しません。近いページを復習で開いたときに、「あー、あったなあ。一応頭に置いておこう」くらいの意識です。すべてやろうは、やらない。


\\3-3.公民の必勝勉強法//
-計画こそ最強-

問題集1冊を完璧に。たった6回分。
でも、意外とこれができない。

なぜなら、他の科目も勉強しないといけないから。

※注意
他の科目を捨てろ。とは言っていません。
他の科目は、キープです。落としたらダメです。毎日忘れないようにしたい。そして、あわよくば数点でも上げたい。だから演習は絶対に欠かせない。(もし学校の授業が演習なら、死ぬ気で集中です。

だったら、どうすれば完ぺきにできるのか。

1冊完ぺきへのカギは、計画です。

例

仮に、現社を「あと1か月で、絶対に伸ばす。」と決めたら、計画を立てましょう。

3周もすれば、ほぼ完ぺきです。

1週目:解く(1時間)→ 解説&復習(1~2時間)
2週目:解く(40分)→ 解説&復習(20分)
※完ぺきにわかる問題は脳内で解き、脳内自分解説。
3週目:解く(15分)→ 解説&復習(10~15分)

3周して完ぺきにする、と言っても、無計画では絶対できません。
できていたら、今頃7・8割は安定してとれています。

ぼくの高校時代もそうでした。
どこかで「時には7割とれるし。」「問題によってはいい点とれるし」
「なんとかなるはず」そう思っていました。

違うんです。
ならないんです。でも、なんとかすることはできます。

計画を立て、何とかする。(×なんとかなる


\\4.今日から、本気出す//

ただ頑張る。演習をひたすらする。

本気を出す=気合で乗り切る ではない。

戦略的に、効率的に、本気を出す。

絶対にまだ間に合います。
今からやればまだいけます。


\\5.「計画立てる時間がもったいない」という人へ//

12月31日、どうせガキ使見ますよね?
17:00から見ようとしてませんか?

1時間ください。
18:00からは見てください。

その1時間。本来なら、ガキ使を見ている1時間です。
前がりします。いま!その1時間を計画立案に使います!

先のフォーマット配布します。
先の例も入ってます。

もう使ってください。

そのまま配りたい先生方、

PDFも使ってください。




あと1か月。一緒に頑張りましょう。



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