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スペインでスリに遭遇!現地での対処法と帰国後の心構え


突然、スペイン旅行中の家族がスリにあい、スペインの警察から連絡がありました。家族ができることをまとめます。
スリにあった場所は、バルセロナのジローナ辺り。
ZARAで買い物をして、大聖堂に向かう30分くらいの道端で、カバンからすっと財布を抜かれたのでは無いかと推察してます。

想定される事項及び対応スケジュール

  • 5/4(土): 現地警察に盗難を届け出て、盗難届出書(JUSTIFICANTE DE DENUNCIA)証明書をもらいます。これは後で、クレジットカードや延泊になった際の保証に必要になるため、必ずもらっておきます。

  • 大使館に電話をします。スマホだと折り返しの電話が届かないことがあるので、日本の家族にお願いするか、現地でも電話が利用できるようにします。

  • 日本の家族に戸籍謄本を取得してもらいます。海外旅行の時は戸籍謄本を持ち歩くことをおすすめします。

  • 5/5(日): 日本側で戸籍謄本を取得し、大使館にFAXで送ります。

  • 5/6(月): 大使館に連絡し、アポイントを取ります。パスポート用の写真も撮影します。写真のサイズには注意が必要です。

  • 5/7(火): 帰国(予定)。紛失による交通費や宿泊費は保険で補償されるので、警察の証明書や領収書を保管しておきます。

https://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itpr_ja/ryokentokousyo.html#tokousyo

奇跡的な日本帰国

母は、帰国日には友人と一緒にバルセロナ空港まで行きました。母はパスポートを紛失したため、搭乗できず、次回の航空券を購入する事を航空会社のカウンターに伝えました。(スターアライアンス:エティハド航空)。
その時、エティハド航空の責任者らしき女性があらゆるところに電話をかけまくりはじめました。結構待った後、「日本の運転免許証があるか?」と聞いてきました。勿論旅行中は持ってなかったので「無いです。」と力なく答えました。そしたらまた鬼のように電話をかけ始めました。
そしたら、「あとは大使館からの連絡待つのみね」と言われしばらく待つことになりました。

最終的には「乗れるよ!」と言われ、友人と一緒に帰ることができました。世界中で信用度が高いパスポートの場合には、まれに考慮してもらえることもあるようです。

パスポート無くしてから帰国までの1〜2日間に、母、日本の家族で実施した事。以下の内容が帰国させてもらえる一助だったかもしれないまとめ

  • 現地警察へ行き、盗難の証明書をもらう。もらいつつ、家族等に連絡(本人)

  • クレジットカード止める。保証は2ヶ月有効なので、焦る必要はないですが、使われると保証の関係で証明書なども必要となるはずなので、手があいている日本の家族などがすぐ止めましょう(日本家族)

  • スペインにある日本大使館へ電話。誰が電話しているか、盗難にあった人のパスポート番号、盗難の状況、盗難にあった人のメールアドレスなど聞かれる。その後、本人にメールが届いてるか確認。最後はオペレーション番号を必ず聞きましょう。(本人の電話が現地で使えなかったため日本家族)

  • 日本家族による戸籍謄本取得、日本大使館へメールで送付。その際は、オペレーション番号やパスポート番号もメールに記載。

  • eチケットの会社(今回はエアトリ)、航空会社(今回はエティハド航空)に電話で連絡。解決はしてくれないが、状況を伝えておく事が、鍵と思われる。(日本家族)

日本に到着後は、空港のスタッフが私の名前を書いたプレートを持って待っていてくれます。税関で帰国証明書を取得し、後日、戸籍謄本を送るように指示がありました。

特に1人暮らし、1人旅の方は海外へ行く際は、
パスポートのコピー戸籍謄本、大使館へ電話ができる体勢
を整えておくことをおすすめします。

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