ハノイのブンチャーのすゝめ
ベトナムの首都ハノイで有名な料理、ブンチャー。
ブンという米麺をつくねのようなものや肉が入ったつけ汁につけて、好きな野菜をトッピングして自分好みのブンチャーを食べる。ベトナム版つけ麺のようなもの。
ハノイに初めて訪れた時、ブンチャーの虜になって、待ち焦がれて2年、ついに2回目のハノイに行けたので紹介していきます。
Bun Cha Dac Kim ダック・キム
ハノイでブンチャーといえばの店、ダック・キム。色々なサイトでも一番に出てくるお店ですね。
この赤と黄色のベトナムカラーの店構えが特徴的で印象深い。三階まである広い店内は、御飯時には満席近くになるが、大抵の場合すぐに入れる。店先の人が何階に行けばいいか案内してくれる。
オーソドックスなブンチャーが食べられる。入店するとメニューが渡されるが、Comboというブンチャーとネム(揚げ春巻き)がセットになったものを勧められる。ブンチャーの量が多いので、その時の腹加減によって調節したら良いとでしょう。
酸味のあるつけだれにブンをつけて、お好みでハーブやライムを入れて食べる。炭火で焼いた肉団子や豚肉がたくさん入っていてボリューミー。
ライムを絞ると爽やかになってまた別の味わいになって最高です。
繁華街とも近いので、オーソドックスなブンチャーならここで食べると良い。ただコンボで11万ドンと少し高めの設定。
近くにブンチャーのお店がたくさんあり、名前も同じようなので紛らわしいが間違えないように注意。看板の色と形を頼りにたどり着くようにしてください。
Bún Cha Tuyet
Hang Than(ハンチャン通り)、通称プリン通りと言われる道沿いにある地元民に人気のブンチャーの店。ステンレスのテーブルが置かれた無機質な店内が東南アジアっぽくてワクワクする。
ここの特徴は、肉団子に紫蘇が巻かれている。
紫蘇ラバーの私には最高だし、どこにもつけられている葉っぱたちにも紫蘇が多く入っている。また、つけだれにはニンニクが効いている。他と違う紫蘇の香りと、パンチのあるニンニクが相まってクセになるおいしさ。
ワンプレートのように盛ってくれてオシャレカフェのようですね。
ここの試練は、癖の強い店員のおばちゃん。注文の仕方を少しミスるだけでイラつかれるが、怖気付かないで強い心を持って欲しい。それを乗り越えた者だけが味わえるブンチャー。
値段はブンチャー4万ドンのネム1万ドンと現地価格。営業時間は17時までなので注意。
Huong Lien
オバマブンチャーと呼ばれるここは、オバマ前大統領が訪れて一躍人気になった場所だそう。
レビューを見ると、「ハノイで一番美味しいお店ではないが、そこそこで有名なので行ってみると良い」みたいなことが書かれていたので行かなかったけど。
少し繁華街からは遠いが、フォーの名店Pho Thinがある場所から近いのでお腹と時間に余裕があったら行ってみるといいかもしれない。
総括
私のNO1オススメブンチャーは、Bún Cha Tuyetです。やはりつけだれのニンニクと紫蘇を巻いた肉団子の相性が抜群で何度でも食べたくなる。近所にあったら二日に一回はここで食べると思う。ぜひ行ってください。
他にも路上で売っているおばちゃんや食堂などハノイにはブンチャーの店がたくさんあるのでまだまだ食べ比べしたい。
ハノイのブンチャーのおいしさの所以は、この炭火で焼く肉たちにあると思う。香ばしさと雰囲気がローカル感満載でおいしさが倍増する。日本にもベトナム料理屋さんがあるけど、そこと違う部分はこの炭火焼で、これを安く美味しく食べられるのが現地飯の魅力。だと思う。
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