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映画「ゴジラvsコング」を見てきた。本当に決着がついた。

映画「ゴジラvsコング」を見てきました。美しい夜景の中でのゴジラvsコングの描写は圧巻でした。

人間らしい動きができるコングの方が格好良く見えちゃいますね、なんとなくだけれど。飛び跳ねたり、と動きも派手だし。逆にゴジラはコングと戦うために、ゴジラらしくない動きをしたいたようにも見えました(ゴジラらしい動きって何だ?)。

物語上の制約とはいえ、ゴジラとコングを「巨大生物」と括ってしまうのは違和感がありました。その根拠を元に、物語が進行していくわけですが、その根拠に違和感を感じている自分としては、物語に乗れなかったりします。物語上の整合性を勘案しながら、コングとゴジラを戦わせるのは大変だったのでしょうね。

冒頭でゴジラが人間を襲うのは驚きました。で、ゴジラをどうにかしようと人間は動くわけですが。地球の中心に「巨大生物」の故郷があり、そこにゴジラを倒せる何かがある。ということで、コングが水先案内人となるのです。もう少し、そこに至る理由とかを説明して欲しかった。他の方法も出しながら、最終的にコングを動かすとかなら、仕方ないと思うけれど、あんな巨大生物対して根拠もない説で動かすかね。

そんなこんなで、物語は進むわけです。物語は、コングを故郷に連れていく人間たち中心の物語(コングと話せる少女もいます)と、ゴジラが襲った会社の謎を追う人間たちの物語という、2つの物語が展開します。その2つの物語は最後に香港で合流するわけです。それぞれ物語の中心人物たちもそこで出会うわけですが(同じ場面に映る)、知り合うこともなく物語は終わっていきます。なかなかその場面は良かったです。

「巨大生物」の故郷の故郷は、ゴジラの光線で穴があき、その穴を通ってコングは香港に。そんな展開かと思いましたが、二匹が戦うところはすごく良かったです。

最後、共闘で共通の敵を倒す展開も良かったです。アルコールで共通の敵を止めるのは、他にやり方があっただろうと思いましたが。

物語コングパートの方も、会社の謎を追うパートの方も展開的には整合性に欠けているところもありましたが、会社の謎を追う物語の方が緊張感を多く感じられたのかも知れませんが、面白かったです。

私は「コング」と「ゴジラ」であれば、「ゴジラ」の方が好きです。この映画はどっちかというと「コング」中心の話でした(勝負はゴジラが勝ったのですが)。その点でもいまいち乗れなかったのかも知れません。

前回はスタッフロールの後で、少し映像が流れ続きがあることを示唆しましたが、今回はなかったです。このシリーズはこれで終わりなのだろうか? 続きは見たいなあ。やはり怪獣大決戦は楽しいですよ。

メカゴジラの存在は最初からわからせちゃった方が面白かったんじゃないかな、なんて思う。怪獣映画において、怪獣同士の戦いという以外に物語を引っ張らせる要素はないと思う。ゴジラvsコングの主題から離れちゃうかな。


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