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映画「ミッション:インポッシブル 2」をU-NEXTで見ました。アクション恰好いい。

映画「ミッション:インポッシブル 2」を見ました。すごい面白かった。アクション満載で大満足です。
「バイオサイト製薬の研究員であるネコルヴィッチ博士は、同社で開発されたキメラウイルス (Chimera)と、その治療薬ベレロフォンを携えてシドニーからアトランタへ飛行機で移動する際、イーサン・ハントに護衛を依頼。イーサンが休暇中だったため、IMFはショーン・アンブローズを替え玉としてネコルヴィッチに同行させたが、途中で飛行機はアンブローズと手下らによって事故に見せかけ墜落させられてしまう」
Wikipediaから抜粋。
物語の始まりがややこしいので、Wikipediaから抜粋してしまった。
何で悪人みたいな男をイーサン・ハントの替え玉としているのかわからなかったけれどこういう理由だったのね。
イーサン・ハントはショーンを追うことをIMFの任務として依頼されます。ショーンの元恋人女盗賊のナイアをショーンのもとに送り動機を探ります。
ショーンは、ネコルヴィッチから奪った治療薬ベレロフォンをバイオサイト製薬の社長に売ろうとしていました(ネコルヴィッチが奪ったので製薬会社からなくなったのだろう)。
治療薬の価値をなくすため、イーサンはバイオサイト製薬に潜入してキメラウイルスを破壊しようとするも、ショーンに邪魔される。その際、最後に残ったウイルスをナイアは自分の体に打ちます。
イーサンはナイアを治療するため、治療薬を奪うためにショーンのもとに向かう。

冒頭から面白いよね。ネコルヴィッチ博士が飛行機に乗る。飛行機ハイジャック。という流れから緊張感がある展開が続きます。
崖を上っているイーサンの場面。これどうやって撮っているんだろう。実際に行っていると思うのだけれど、たいして事件は起こらないけれどこういう場面は見ているだけでドキドキするよね。そして任務開始。
ナイアを仲間にしに行き恋に落ちるまで。映像表現として、イーサンとナイアの初対面の見せ方はいいよね。踊り子の裏から見えるナイア。ナイアとイーサンのカーチェイス。
そのあとイーサンは上司から、ナイアがショーンの元恋人と知り、それを足掛かりにショーンの居所を探る作戦を提示される。
それをナイアに伝える前、ナイアの居場所に向かうとき、祭りか何かのため炎が町中にあります。それがイーサンの移動時のとき映され、具体的な説明はありませんが、イーサンの怒りを感じさせます。それは彼の心中を描いています。この場面の他にも、映像から心情が見えるような象徴的な場面が多くて、この作品よいですね。
このイーサンのナイアへの想いという心中の動きがこの作品には常に動いています。私が思う前作との違いはこの点でしょうか。常に緊張感がある展開派手な外面の動きは前作と同じで、それに加えてイーサンのナイアへの想いが内面の動きとしてあり作品に重厚さを与えています。その点に私は面白さを感じました。

この作品についても前作同様テーマを考えるのが難しいですね。国同士の争いが物語の設定からなくなり、犯罪者との戦いになっています。国際的規模な犯罪者だから、IMFが出てきてもおかしくないのかな。IMFが追うべき対象がいまいちわからないですが、まあそこらへん便利屋くらいに考えればいいかなと思います。マクガフィンとなっているのは「細菌兵器とその治療薬」となるのでしょうか。テーマは「愛」なのでしょうか。イーサンとナイアの関係。ナイアと元恋人のショーンとの関係。テーマとしても考えられなくもないですが、それを最初に考えてこの物語ができたとは思えないですが。
ショーンと共同で犯罪をたくらんだ男がいるのですが、この二人の関係性も面白いですね。この二人の人物描写は良かったです。
なんといってもアクションを見せたかったのかな。
細菌兵器が出てきますが、その恐怖とかはテーマにはなかったような気がします。設定にとどまっています。

そしてアクションです。
バイオサイト製薬への侵入。前作にもあったロープで吊られるイーサンが見られます。時間的制約もあって緊張感がありますね。
続いて銃撃戦。派手で面白い。監督がジョン・ウーさんなんですね。あまり監督とかに疎いわたしも知っています。「フェイス・オフ」を見た記憶があります(ジョン・ウー監督の作品に見慣れれている人にとってはこの作品のアクションの評価はあまり高くないみたいですが、私は楽しかったです)。
そしてイーサンが、ショーンとバイオサイト製薬の社長との交渉の場に潜入する場面。アクション面白い。なぜか鳩が出てきますが、それも映像表現として面白いし、象徴性があってよいですね。
そしてカーチェイスからの、イーサンとショーンの肉弾戦。
肉弾戦にも段階があって、拳での戦い、ショーンナイフを出す、銃での打ち合いとなっています。工夫があっていいですね。リアルな戦いというより、魅せるための戦いだとは思いますが。
スローあり、同じ場面を他のカットから見せたり、緊張感ある戦いの映像よかったですね。

IMFという組織のなかから、仲間として誰からしらやってくきてくれるというのはいい設定ですね。二人仲間として出ていきますが、次の作品ででこなくても違和感がないです。仲間探しのパートを描かなくても説得力ありますしね。

つっこみどころはなくもないです。オーストリアの街中でヘリコプターなんて飛ばせるのだろうか? イーサンが前作より超人すぎる(これは面白いからいいけれど)。衛星から特定の場所をみつける機械をつくれるものなのだろうか(いまGPSとかあるし可能かな)。それも金属探知機にみつからない。細菌とかでてくるけれど、具体的な成分の説明はない(SF小説ではないしこれはよいか)。

とにかく面白かった。前作で感じた物足りなさも感じなかった。よかった!
主演のトム・クルーズの体形が前作だと少し線が細く(それでも私より全然鍛えらえていいるけれど)見えましたが、今回は力強く感じました。格好いい。


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