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映画「マトリックス」をNetflixで見ました。終盤のアクションが派手でいいな。

簡単に言えば、救世主誕生までの物語。世界の秘密とか、世界を救うという展開まではいかないです。

今さらながら、初マトリックスです。

冒頭からすごいアクションでつかまれます。中盤は、主人公と同じく状況が全くわからないまま進むので少しストレスを感じました。やっと色々わかっても、今までの世界は仮想現実(この世界がマトリックスというのかな?)、現実の世界はもうすでに壊れている、という世界観でどうにも難しい。仮想現実が、ほぼ現実と同じに描写されているので、私の頭の中ではそれが仮想現実であるということへの認識が難しい。

そういう理屈の部分は「ちょっとよくわからない」のだけれど。アクションはすごいです。多分、後半1時間くらいアクションしている。とても見応えがある。

途中、修行場面があってカンフーの練習試合をするのだが、その場面は「なんか軽いな」と思いました。軽い、というのは痛みが伝わらないとかそんな感じです。ショー的な。しかし、後半の実際の命を賭した戦闘は「軽さ」はほとんど感じませんでした。この違いはなんなのでしょうね。見ている方の問題なのかな?

とにかくアクション、アクションでアクションを楽しむ映画ですね。仮想現実なので、ありえない動きとかもしてくれて見ていて楽しい。アクションシーンの後半の格闘も面白かったけど、前半の銃撃戦、中盤のヘリコプタでのアクションも面白かったです。

3人の敵が出でくるのですが、その敵が仮想現実の中であれば何にでもなれるというアイディアが良いな、と思いました。やられそうになったら、他の人に人格(魂?)を移して仕舞えばいいのですよ! こんなのどうやって倒せというのですか!「どうやって倒すんだ?」とドキドキしてしまいますね。

仮想現実には電話線を通して、現実世界から移動するというアイディアは良かったですね。

主人公ネオは「世界を救う救世主になる」とモーフィアス(世界を救おうとしている集団のリーダー)に信じられています。その理由から、ネオは敵からも狙われます。ネオは救われ、迷いながらも集団のメンバーになります。会いに行った預言者からは「あなたは救世主ではない」と言われます。最後ネオの危機の時に「わたしが愛した人が救世主になる」とメンバーであるトリニティーが言って、ネオが救世主として覚醒するところは、少しご都合主義かなと感じました。その後の圧倒的な力で敵を倒していく所は面白かったですが。

本人も自覚していない能力ゆえ(ネオはプログラミングの能力は一流のようです)に、事件に巻き込まれる。巻き込まれ型主人公の話でした。一応、メンバーに混じって戦ってますが、主体的に世界を救いたいなどの意思表明をネオはしていなかったと思います。意思表示したのは、モーフィアスが捕まった時、それを救おうとした時です。なので、主体性を持って進む主人公ではないですね。

もう20年前の映画ですが(映画で使われていたPCが古臭かった……)アクション場面は見応えがあって、面白い映画でした。


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