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【ミニマリズム思考】環境が変われば必要なものや物欲は当たり前に変わる話

ニュージーランドに滞在しておよそ7週間いるんですが、この7週間で今まであった物欲がほぼなくなるという事態に向き合っています。

その前は東京に住んでいたんですが、欲しいものはあまりないという自覚はあったものの、今と比べると全然物欲あったなと思わされます。

今回は住む環境で必要なものや物欲が変わる話を書いていきます。


・東京時代

東京というか日本ではなによりもAmazonがあることで、特に東京にいれば夜に注文して翌日の夕方には届いているみたいなことが当たり前にありました。

そこまで散財するタイプではないものの、ちょっと試したいものは積極的に買ってトライアンドエラーしてたりして、持ち物をアップデートすることは定期的に行っていました。

また、みているコンテンツも日本なので、気になったガジェットや欲しい服なども調べれば手が届く、という状況でした。

・ニュージーランド

そもそもAmazonがない(オンラインショッピングのサイトはある)ため、何か気軽に買おうという発想が消えました

一番感じるのはファッションとガジェット関係です

- アパレル

女性はオシャレのために服をたくさん買っている人はいるんですが、男性でおしゃれに気を使っている人はみた限りいません笑(実は気を使っている、みたいなケースは例外として)

むしろ登山ブランドが周辺にあるため、機能性やエシカル(環境に配慮しているか?)みたいなことを意識したファッションが多いという印象です。

日本にいた時は自分も最低限の服でおしゃれに見えるようにワードローブを組んでいましたが、ニュージーランドに来てベースの思考がガラリと変わりました。

登山ブランドのデザインが自分のおしゃれとはちょっと違うため、ニュージーランド仕様にしたい感じではないですが、頻繁に移動したいのである程度の機能性は欲しいという発想になっています。

まだ本格的な冬が来ていない(あと1ヶ月くらい)ので、ちゃんとしたダウンが必要なのか、今の持ち合わせで耐えれるものかはこれから自分で実験するしかないんですが、少なくともウールや「薄くて暖かい」という意味ではニュージーランドの登山ブランドは結構力を入れているアパレルがあるなという印象です。

- ガジェット

語学学校に行っていることと都心にいないので現時点での感想になりますが、モバイルオンリーという印象です。

ホストファミリーもホストマザーがPCを持っている程度でホストファザーはPCを持っていなかったり、PCで事務仕事するくらいで日常的にPCで作業しているという人は語学学校の友人含めてほぼいない印象です。

基本スマホでインスタとかFacebookしているくらいで、タブレットはほぼみませんし、私のようにPixel Fold持っている人は私のみです笑(そもそも日本でもそうでしたが)

都心部に行くとまた環境が変わると予想していますが、ハイテクなデスクや最先端ガジェットに関する関心は環境的にないなとは思います。

・明確に変わったこと

まずは物欲がほぼないことと、欲しいものの嗜好が変化したことです。

半年に一回欲しいものを整理してたんですが、今は本当に僅かしかなくて書く必要もないくらいです。

折りたたみジャケットとか欲しかったり、美容に興味あったんですが、消えました笑

欲しいものは今あるものから軽量化したいという根底は変わってないですが、どのようなものが必要かと言われれば、冬を乗り越えられるベースレイヤーの調整やダウンベストの導入くらいで、それ以外はほぼありません

むしろ、来週からホストファミリーの家を出るのでそこからまたいらないものをブラッシュアップしたりするべく「減らす」という方向性で動く予定です。

定期的に移動できるような可動性重視かつ妥協しない持ち物を研ぎ澄ましていきたいなと思っています。

やはり日本は圧倒的に「どうみられるか?」に敏感な気がしました

私も不快感を与えないように気を使っていましたが、日本はそれ以上に見た目への関心が強い印象です。

ニュージーランドに来てから自分の見た目への関心はほとんどなくなり、ひげとかも毎日剃らなくなってます笑

ファッションとの部分に共通しますが、どうみられるか?はほぼ関係なく普通に話しやすいなと思います。

見た目より性格が合う合わない、話やすい/話しにくい、みたいな方が重要な気がじます

・終わり

今は働いていないので、そこまで散財したくないという潜在意識があることは前提としてあるんですが、それでも「どうしても欲しい!」というようなものはなくなっています。

そして、日本にいた時に欲しかったものは「欲しいとさせられていたもの」という感覚に立ち戻りました

環境や見るコンテンツで人間の趣味嗜好は当たり前に変わることは頭で理解しつつも、原体験として感じるとより強く刻まれた気がします。

今欲しいものはどちらかと言えば「英語力」であり、ネイティブと会話を十分に楽しめるほどの実力はまだまだ遠いと感じます

自分の必要なものは環境によって変わるので、今欲しいものがあったとしても実は「その環境にいるから」かもしれません〜

では、また次回!

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