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「オフライン」には種類があると経験した話

8週間の語学学校生活を終えてすぐに農場を営んでいる方に(ある意味)住み込みで働きはじめました(2日目)

そこで、いままで「オフラインを意識したい!」という願望があり、実際にそれを体験しているんですが、この世間的な「オフライン」と今体験している「オフライン」が別物であり、私は世間的な「オフライン」が好きだったんだと強烈に思ったことを書いていきます。

世間的なオフライン

ここでも「オンラインよりもオフラインに重視したい」みたいなことを書いていたんですが、このオフラインは

  • SNS上でのつながりより身近にいる人たちに焦点を当てる

  • 体を動かしたり、フィジカル面に気を付ける

  • スマホばかり見ないでもっと物理的に移動したり経験する

みたいなところでしょうか。

東京で勤めていた時は当たり前にスマホを見続け、PCと見つめ合い、タブレットで休日を過ごす、みたいなことをしていて、それに飽きたりもう少し現実を見たくなって「オフラインがいいぜよ!」と書いてたりしていたと思います

いまのオフライン

NZは日本と違い求人数がとても少なく、しかも冬はかなり少ないということに直面しまして、語学学校卒業したらどこに住んでどうしようか?と考えていたんですが、

もともと酪農を体感したくてきたので、牛や動物がいる農場に家を提供してもらう代わりに週6くらいで4~5時間働く、みたいな生活を始めています。(NZ特有のサービスではなく、わりと世界的にある)

ウキウキしてたんですが、農場といっても私有地の農場でありアルバイトなどがおらず、女性(お年寄り)1人で営んでいる農場でした。

一応、その方の兄が川を挟んで住んでいたり、自分のコテージの近くには2つほどキャンピングカーで生活している方々がいます(まだ面識はない)

仕事中は「本当の1人」で、ホストマザーとは交流しますが、そのほかで人と会うことがほぼありません

非常に奥地に住んでいて、コテージの近くには羊とか牛がいますし、そもそもプロパンガスで昔ながらのキッチンみたいな感じです

トイレもコンポスト式で、シャワーもプロパンで水の温度あげるみたいなPremitive系の生活をしています。

ここで連想するのが、マークボイルの書籍達でした。

https://a.r10.to/hNJ1u9

テクノロジーを一切使わない生活をしたり、お金を使わない生活をしたりとまさに原始的な生活をしているわけなんですが、私自身こういう生活に近くなったわけです。

しかし、今の生活の何が問題かというと
- とにかく人と会えない
- 家の中でのみネットが繋がること状態に不安を覚える

ということでした。

コンポスト式のトイレとか、キッチン周りが原始的なことはあまり問題ではなくて、とにかく一人であるということがどうにもしんどいという感じです

私自身、一人が好きなタイプではあるんですが、とはいえカフェとかでの作業が好きだったり根本的には人と話すことが好きなタイプで、終日ホストマザー以外の人物をみないという「本当の意味での1人」という状況は初めてで、これが意外にしんどいなと。

たぶん慣れそうだな〜という感覚なんですが、語学学校では毎日たくさんの人と会って和気あいあいと話していたり、家にはホストファミリーがいたところから急に一人になったので、その落差とかに面食らっているのかなとも思っています。

もう一つのネット環境ですが、めちゃくちゃに郊外なのでNZのsimですら電波をキャッチできない場所にいます。。

家の中にはWi-Fiがあるので、一応は通信できたりこのnoteをかけているわけなんですが、仕事中はスマホ見たくてもそもそも見れないという状況に不安を覚えました。

日本ならおそらく感じない不安で、いかんせん海外にいることや近くに人がいない環境でのオフラインが恐怖を抱くものだと体感しました(あくまで個人的な体験です)

・終わり

人がいないことの恐怖と本当のオフライン環境は私の理想ではなさそうということがわかるだけでもとても良い体験をしているな〜とは思い、やっぱり自分は都会の方が好きという結論に至りました。

そして、世間的なオフラインは「オフライン」ではなさそう、ということも思いました笑

別にどういう定義が正しいかどうかは関心がなく、何の意見もありませんが、ひとえにオフラインといってもどの程度・どういう状況をオフラインと定義するかはいまいち議論されてないんじゃないかなと思ったりしました。

そして個人的には「一人であっても周辺に人が存在して、ネットが見れて・ネットショッピングができる」くらいのオンラインは必要だなということも自覚しました。

では、また次回!

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