成功の定義
”自分とは何か””。これは、就活を始めるにあたって、最初に直面する問いだと思います。この問いの答えを探すために、皆、自己分析を行うのでしょう。
今回紹介する本は、いかにも自分を知れそうな本です。
就活生向けよりは転職者向けでした。
自己分析の方法については就活生でも使えると思いましたので紹介します。
『ハーバードの自分を知る技術』
本の内容紹介をしようとも考えましたが、詳しく載っているサイトを見つけたので、知りたい人はこのサイトを見てください。
今回は、この本を読んで重要だと思ったことを書いていきます。
成功って何？
あなたにとって成功とは何ですか？
私が考える一般的な成功とは、いい大学に行き、給料のいい会社に入り安定した収入を得ることでした。私も、この道筋をたどるべきなのだと考えてていました。
しかし、これは両親や他人から押し付けられた成功の定義なのであって、私の成功の定義ではないのです。人それぞれ、これまでの人生、長所、短所、夢、悩みすべて同じではないなら、成功の定義も同じはずがないでしょう。
では私の成功の定義は何だろうか。今はまだ分からないです。ただ1つだけいえるとすれば、その成功の基準を作るのは私であって、他者の評価ではないということです。
自分は何ができて何ができないのか。
自己分析をする上で、自分のスキルを把握することはとても重要です。あなたは自分の長所・短所を把握できていますか？
仕事をする上で、スキルのマッチングはなくてはならないものです。例えば、銀行員になると、キャリアの初期段階では数量的・定量的スキルや分析能力。また市場や特定の産業に関する専門知識も必要です。上級のポジションになると、対人能力やコミュニケーションスキルが重要になり、これまで以上に物事を概念化し、その本質をとらえる能力が不可欠になります。このように同じ銀行員という仕事でも、その都度必要なスキルが変わってきます。
つまり、定期的に自分のスキルを把握する必要があります。また、改善すべきスキル(短所)は自覚しなければならないのです。ただ自分のスキルを理解するのはそう簡単ではない。そのために第三者(コーチ)が必要になるのです。どうしても短所は自分では気が付きにくいです。なぜなら、気づかないように自分でふたをしてしまうからです。つまりコーチングを受け自分自身を、第三者を通して見つめなおすことで、自分の長所・短所を見つける自己分析が必要になるのでしょう。
あなたが本当にやりたいことは何ですか？
やりたいこと。それは誰しも1つは持っていると思います。しかし、やりたいことでお金を稼ぐことは皆が難しいと思うでしょう。お金はいらないから自分がやりたいことをする人。とりあえず今はお金を稼いで、やりたいことは後からする人。いろんな人がいると思います。
仕事において本領を発揮するには、今の仕事に対してある程度の熱量がなければならないです。もちろん仕事の中には、好きになれない業務もあるでしょう。しかし高いレベルで仕事を行うには、楽しく働ける業務が必要なのです。石油でも掘り当てない限り、金銭的な利益は後払いがほとんどです。つまり、一般的には高いパフォーマンスをが収入に結び付く。では熱量がない仕事において、高いパフォーマンスを維持することができるのか。それはなかなか難しいと思います。
結果、自分自身を分析し、本当にやりたいこと。自分のスキルにあった仕事を探さないといけないのでしょう。
チャンスを活かす方法
理想の仕事ってなあに。
誰しも理想の仕事はあるはずです。社長になりたい。環境保護の仕事がしたい。など、様々だと思います。ではこの理想を誰かに話したことはありますか。例えば、ある会社員は、環境問題に関心があり、それに関係するプロジェクトをしたいと思ったとします。しかしそれは上司に伝えていません。なぜなら、上司は自分のスキルやしたいことを理解しており、伝えなくても知っているとその会社員は思い込んでいるからです。しかし、そんなはずはありません。声に出して自分のやりたい仕事、興味のあるものを人に話さないと、そのチャンスは絶対に回ってこないのです。
まとめ
今回、私はこの本で重要だと思うことを書き出しました。しかし、この本において、一番重要なのは、たくさんの演習する課題をノートに書き、自分を見つめなおすことだと思います。ただこれはもう少し時間がかかりそうなので、次回とする。
この本にはたくさんの著者によるコーチングの具体例が列挙されている。転職に迷う男性の話、やりたいことが分からない大学院生の話など。具体例についてはノートに要約するより、本を読んでもらった方がいいと思うので、具体例が知りたい方は本を手に取ってみてほしい。
また、この本にたくさん出でくるコーチング。これについて今学生なら無料で体験できるサイトを見つけたので興味がある方は、下のリンクを踏んでみてほしい。
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