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今まさに伝えたい。最高の浅煎り『POST COFFEE』

僕がコーヒーを好きになるきっかけをくれた浅煎りのコーヒー。甘み、酸っぱくない綺麗な酸味、産地ごとで違う風味や味わいの変化にとても驚き、コーヒーの魅力に魅了されました。

今回ポストコーヒーさんから『今まさに伝えたい、最高の浅煎り』というテーマで各ロースター4人が仕入れ、焙煎したコーヒーを送って頂きました。

浅煎りコーヒー好きにはたまらなくワクワクするテーマ。

川野優馬さん岩崎泰三さん畠山大輝さん粕谷哲さんがそれぞれどんなコーヒーを選んで、なぜそのコーヒーなのか。楽しみながら個人的に感じたコーヒーの印象を共有したいと思います。

じんわり甘くスパイシーな印象のコーヒー

コーヒーに愛された男。岩崎泰三さんのコーヒーから頂きます。
主にYouTubeで活動されているのをよく拝見します。コーヒーの抽出の仕方たがとても独特で面白いイメージ。
今回のコーヒーはイエメンのモカ・マタリのコーヒー。あんまり普段イエメンのコーヒーを目にしないので楽しみ。
コーヒー文化の起源『モカ』の地に注目して選んだコーヒーだそうです。
注目するところが凄い!
では早速ドリップしていきます。僕が今回使用したレシピは記事の最後に載せておくので、参考にして頂ければと思います。

豆を挽いた時の香りは、良くある浅煎りの華やかな香りではなく、コクがあり、僕がよく飲む浅煎りのコーヒーよりは火もちょっと入れたかなーって感じ。火力を抑え、熱をじっくり加える事で、ナチュラル精製の持つ華やかなフレーバーにフォーカスした。と記載がありました。

飲んだ印象は、甘さがじわぁ〜〜っと染み渡り、後味にスパイシー感のあるコーヒー。

浅煎りで感じる酸味や、果実感はそこまで感じはられないので、浅煎りコーヒーの入口にはバランスの取れた飲みやすくちょーどいいコーヒーだなーという印象。

夕方の仕事の合間の休憩とか、夜の落ち着いた時間に飲みたいコーヒー☕️
ご馳走様でした!

甘み、酸味のバランスが素晴らしくジュース感覚で飲んでしまうコーヒー


続いては、コーヒーの競技会で素晴らしい成績を収めている畠山大輝さんのコーヒー。
王道のケニアですが、少し違うのはブレンドしている所。詳細はシークレットで記載されていませんが、ブレンドのケニアをあまり飲む事いが無いのでこちらも楽しみ。

豆を挽いた瞬間からケニアのコーヒーらしい華やかで明るい香りがします。飲み心地は質感にとろみがあり、とても面白い。畠山さんも注目されているコーヒーの有意無二であるトロッとした質感がしっかり表現されていました。
優しい酸味と甘さもしっかりあり、レモンキャンディーの様な甘さを感じます。後味もスッキリとしていて,ごくごくジュース感覚で飲んでしまうコーヒー。気づいたらカップにコーヒー無かったです。笑

朝一番や、ちょっと一息つきたい時のコーヒーにピッタリ。

どんなブレンドをしてるのか気になる。。
ご馳走様でした!

『じわうま』なコーヒー

3人目は川野優馬さんのコーヒー。実は僕が浅煎りのコーヒーを知るキッカケをくれた方です。YouTubeでとても美味しそうにコーヒーを飲んでいるので拝見した時に浅煎りで酸っぱくなくフルーティーなコーヒーがある事を知りました。
今では定期便で毎月light up coffeeのコーヒーを家で飲んでいます。YouTube、note、ポットキャストやお店の経営、最近では日本酒も始めたりと色々と凄すぎるなと毎回思います。笑
日常に馴染み、飽きずに毎日飲みたくなる。そんな豆の個性とのバランスがとても良いコーヒーが多いです。
今回はコロンビアのコーヒーでした。
じわじわ甘くバランスの良いコーヒー。冷めてくると焼きみかんの様な🍊甘さが広がりまさに『じわうま』なコーヒー。
甘さやフレーバーのバランスよく、毎日飲むには飽きずに飲みやすいと思います。
コロンビアはこの様に飲みやすいウォッシュトや特殊な発酵プロセスを行ったコーヒーもあり面白いコーヒーが多くとても好きな生産国の一つです。

なぜコーヒーからこんな味や香り?と絶対驚くコーヒー

4人目は粕谷哲さんのコーヒー。ブラックコーヒーの世界大会で優勝し、ファミマやハリオなど大手の企業さんともコラボしている方。最近フィロコフィアにも初めて行ってきました。
選んだコーヒーはコスタリカのアナエロビックナチュラル精製処理のコーヒー。アナエロビックとは嫌気性発酵の事で酸素に触れさせず発酵させる事で、より発酵感があり、独特のフレーバーが強く感じられるコーヒーが多いです。


粉に挽いた香りはまさにラムレーズンの様にお酒につけたレーズンの香り。僕が働いているパン屋でもラムレーズンをレーズン食パンに使用しているのですが、まさにそれに似た香りがしました。まさかコーヒーからこんな香りがするとは驚き。。

飲み心地はバターやレーズンの様な甘さが口に広がり,冷めてくるのストロベリー🍓の様な優しい風味が感じられます。初めてこんなフレーバーのコーヒーを飲みました。コーヒーの味の違いがよく分かんない。という方はこのコーヒーを飲めば絶対分かるはず。
後味にはコーヒーのボディ感があり,飲み心地がとてもあるコーヒー。

お昼の気分転換にこのフレーバー豊かなコーヒーを飲んでスイッチを入れ替えたい。
ご馳走様でした!

浅煎りにする意味

4人が選んだ同じ浅煎りのコーヒーを飲んでみましたが、それぞれ全く違う特徴のあるコーヒーで改めて、産地や品種、精製方法、焙煎のアプローチでここまで味わいが明確に違うのか、と実感する事がてきたし、だからこそ結果的に浅煎りにする意味があるんだなと実感しました。
僕の様に苦いコーヒーしか知らず苦手意識を持っている方にはもちろん、スペシャルティーコーヒーの浅煎りに興味がある方は是非飲み比べて頂きたいと思います。
もっと日常的にスペシャルティーコーヒーを飲む人が増えたら嬉しいなと思っています。

今回使用した抽出レシピ

時間と湯量の目安

豆16g お湯 240ml
【1投目】0:00 50gまで注ぐ
【2投目】0:40 計100gまで注ぐ
【3投目】1:10 計160gまで注ぐ
【4投目】1:40 計200gまで注ぐ
【5投目】2:00 計240gまで注ぐ

お湯が落ちきるまで、合計3:00以内で落ち切るくらいが良い。
ウィルファのグラインダーでは、フィルターの一番最初の挽き目にしています。
是非参考までに!

post coffeeサイト内購入ページ


長根雄斗

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