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バランス能力の要!前庭覚

ども 

大分県で活動中のbodysupport Re:Life代表
パーソナルトレーナー兼フィットネスインストラクターの馬場です。

さあやってきました!
毎週土曜日は脳機能についての記事です。

意外とこの土曜日は『いいね』を多くいただいているので少しは需要があるのかなと思っているこの頃です。

皆様のお悩み解決のヒントになればと思います。

今日はバランス能力の要である前庭覚について解説したいと思います。

片脚立ちができない・車酔いをする・めまい・過緊張などがある方はぜひお読みください。

1、前庭覚とは

内耳にある耳石器と三半規管が受容器となり、重力方向、速度、傾き、揺れなどを伝える感覚を前庭覚と言います。

自己を明確にし、重力の知覚によって
空間認知(自分がどこにあるかなど)を理解するための感覚でもあります。

バランス能力や、目を閉じて1回転ができるかなどの空間把握能力の事です。

前庭覚の役割は
・姿勢とバランスの調整
・反射による眼球運動
・覚醒の調整
・自律神経の調整
です。

これが欠如すると
目眩、平衡障害、浮遊感、緊張感などといった障害が起きます。

車酔いする方はこの前庭覚の機能が低下している可能性があります。

また、小脳との直接的な連絡を持つ器官でもある為
前庭覚の機能不全は小脳の機能不全にも関わってきます。

総じて、細かな動作やバランス感覚おいて前庭覚が大事になります。

2、前庭覚評価テスト

という事で、前庭覚の評価テストを行います。

以下の項目で当てはまる方は前庭覚の機能不全が起きている可能性があります。
参考程度に試してみてください。

ロンベルグテスト

足を一直線に揃えて目を閉じて20秒キープします。
傾いた側の前庭覚の機能不全が起きている可能性があります。


ヘッドチルト

ロンベルグテストで問題ない方はこちらをやります。
ロンベルグテストの脚の形で頭を左右・上下・斜めに降ります。


振った時に傾いた側の前庭覚の機能不全が起きている可能性があります。

自分でできる簡単なチェック方法はこんな感じです。

3、前庭覚機能不全を改善する事で、、

目眩が起こしにくくなります。
また、車酔いの改善やバランス能力が改善したりします。

歩く時にふらつく事も減ります。

身体のバランス機能に対して改善傾向に向かうので
ご年配の方などは歩きやすなる事でQOL(クオリティオブライフ)の改善にもなります。

また、競技者の方も必要な感覚になるので
若い方にも必要な機能です。

次回は前庭覚の改善エクササイズについてご紹介します。

皆様も自分のバランス感覚を試してみてください^_^

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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