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紡ぐ人の時間【益田滞在記vol.2】

皆さん、春は堪能していますか?
益田の春はすごく寒いです、朝だけね

たまに、外でヘッドフォンをつけることがある
それは、本当に自分の世界に入る合図...

1.いっぱい愛をもらうこと それを返すこと

益田にきて、ほんまに愛をいっぱいもらいます
毎日お裾分けをもらって、もはや「お裾分けとは..?」ってなってます
本当にありがたい限りです...

でもそれがちゃんと返せているかと言われたら...ちょっと肯けないです
自分のことに精一杯になっちゃっています
「いっぱい知らなきゃ!」って言ってオフィスの話し声全てが気になったり
新しい環境、新しい仲間、新しいやり方にすごく戸惑ったり...笑
そんな中で、感謝を忘れてしまうこともあって
「感謝伝えなきゃ!」って息苦しくなってしまって
あぁ、これなら愛もらいたくないなって思う時間もあったり...
感謝ってそんなもんじゃなくて、自然発生的に起こるものな気もするし

自分に余裕できなきゃ、それもできないんだなと気づかされました

2.つなげる人(Connecter)と紡ぐ人(Coordinator)

益田にきてよく言われること
「三方よしが大事だよ」ってこと
三方は、生徒・学校、そして、地域

今までの自分の仕事は、いわばConnecterだった
簡単に言えば、「話をしてくれる専門家に繋ぐ」ってこと
これは、高校生の利益を考えて、専門家の利益を考えられてないってこと
正味、「何でここまで協力してくれるんだろう」って思ってた

でも、ここで求められるのは、Coordinatorの役割
関わってくれる全てのステークホルダーにとって利益になるように紡ぐこと

具体的に考えてみる
益田では、高校生と公民館が協力して活動することが多い
公民館は、自分たちが直面している課題を高校生と一緒に解決したいって思ってる
でも、それの具体性が高かったらどうなるか(こんなイベントをして欲しい)
高校生的には、「これをやらされている」って感覚になるだろう
逆に、自由だったらどうなるか
高校生的には、「何したらいいかわからない」ってことになると思う
もしかしたら高校生にはやりたいことがあって
「あの大人は聞いてくれない」ってなってしまうかもしれない

だからこそ、紡ぐ人が必要になる
大事なのは、「対話」
その中で、互いの認識の解像度を調整すること
それぞれの言葉の背後にある思いを言語化して
いい着地点を探すこと
それが、紡ぐ人の役割

...ってことまでは考えることはできました
なんとなく、「コーディネーター」って仕事が分かったような気がします

まぁ、「分かる」と「できる」は万里の長城なんですけどね
分かったというか、仮説と言ったらいいのかな...?
今年一年、「紡ぐ人」になるために頑張ろうかと思います



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