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お金ください!って言えますか?

あなたは「お金ください!」というセリフを言えますか?

僕は正直、ちょっとビビっちゃう自分がいます。

昨日、地元で行われた、とあるイベントに遊びに行ってきました。

お客さんとして行ったつもりだったんだけど、僕がミュージシャンをしていることを知っている仲間から「1曲歌ってくれない?」と、リクエストを頂いたんですよね。

嬉しいお誘いではあるんだけど、僕はプロとしてミュージシャンをしているので、こういう場面での立ち振る舞いに悩んでしまいます。

気持ちには応えたいけど、無料でやってしまうと、僕の演奏にお金を払ってくださる他の関係者の皆さんに筋が通らなくなる。

そんなことを考えながら、返答に迷っていたら。

「じゃあ、投げ銭をしてもらいましょうよ!」

というご提案をいただきました。

うん。たしかに、「お金をもらう」をするなら筋が通る。

納得した僕は、演奏をすることを決意したんだけど、「投げ銭」というシステム特有の「お金ください!」を伝えなきゃいけない状況に、オドオドしました。

だって、冒頭でも触れたとおり「お金ください!」と伝えることに、ちょっとビビっちゃう自分がいるから。

変な話ですよね。

「お金がほしい」が本音のはずなのに、「お金ください」を言おうとするとビビっちゃうんだもの。

たぶん「お金ください」を伝えることにビビる自分の背景には、「見捨てられ不安」が隠れていると思うんです。

  • 嫌われたらどうしよう・・・

  • 「金の亡者」だと思われたら嫌だな・・・

  • 「金で動く男」と思われたら辛いな・・・

心理カウンセラーでもある僕は、それらの感情の全てが「自分を大切にしたい」という自己愛から生まれるブレーキであることもわかりました。

そこで、思い切って「自分を大切にしたい自分」と「お金がほしい汚い自分」のどちらもを認めてみることにしたんです。

その結果。相反する2つの感情が統合され、中庸の状態になり、変なプライドとか見栄とかが、どうでも良くなっちゃったんですよね。

だから、どうせ「お金ください」を言わなきゃいけないなら、堂々と言ってやろう!!と思い直し、

「お金をもらえるって聞いたから歌いまーす!笑」

「どうも、金で動く男でーす!笑」

と宣言してから、気持ちよく歌いました。

すると、お客様方は笑顔で投げ銭をしてくださったんですよね。

「お金ください」を言ったら→嫌われるかも?

なんていう、僕の中で勝手に築いてしまっていたロジックが崩壊した瞬間でした。

おそらく、たぶん。

僕は幼少期に「お金ください」を言っちゃいけないような雰囲気の中で育ったのでしょうね。

素直に甘えられて、ほしいものを「ほしい!」と言えることって、すごく大切なことだと再認識しました。

さて。あなたは「お金ください」を言えますか?

伝えてみると、案外簡単に(?)もらえちゃうかも?しれませんよ。笑

そんな優しい受け取り方があっても良いよ。と自分に許可を出せると、世界はまた少し優しくなると思うんです。

そして、あなたがもし、何かしたらプロとして活動していきたいなら、「お金ください」を伝える場面は、必ずどこかで発生します。

ちなみに、僕が「お金ください」を伝えられるようになった背景の一つには、noteで「有料noteを書く」にチャレンジしていたおかげだった気もしています。

有料noteを書くことで、自らに値段をつけて、価値を見出し、プロとしての自覚を育てることができていたからです。

「プロ」って、誰かにやってもらうものじゃなくて、自ら「プロです」と言いはじめるから、なることができるものだと思うんですよね。

このロジックに気付けると、きっと誰でもプロに変容していけます。

=====

①自らがプロだと自覚し、プロとして行動をする。

②その結果、周りも「あの人はプロだ」と思うようになり、お金をもらう場面が増えてくる。

③お金をもらうからには、価値を提供する責任が生まれるから、さらに技術を磨こう!と思うようになり、よりプロらしくなっていく。

=====

僕は、どこの事務所にも所属していないミュージシャンだけれど、この順番でプロになりました。

だから断言できます。

「あなたにもできる!」と。

「お金ください」の壁さえ乗り越えれば、サラリとプロになっていけるんじゃないかな?と思うんですよね。

というわけで、最後にもう一度だけお聞きします。

あなたは「お金ください」を言えますか?

よかったら、今すぐ小さな声でもいいから「お金ください」って言ってみてください。

どんな感情がしましたか?

ゾワゾワ?ぞくぞく?ウキウキ?ワクワク?

自分からどんな反応が出るのか?楽しんでいきたいですよね!


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