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僕の「人生ステージ」が上がる度に起きたこと

「今の会社に将来性を感じないんです・・・」

先日のご相談者様からは「キャリア」についてのご相談をいただきました。

20代半ば頃のこと。

僕も、当時勤めていた会社と業界に「天井」を感じてしまったことがあって、「ここから先の人生。どうして行こうかな。」と悩んでいた時期があるので、ご相談してくださった方のお気持ちに深く共感しました。

ちなみに、僕の場合は介護業界で働いていたんだけれど。10個上、20個上の先輩たちの表情や姿勢には覇気がなく「このままいけば、僕もああなるのか!?」と思う度に、未来に暗闇を感じていました。

そこで、介護業界の中では上位資格である「ケアマネジャー」(当時の合格率は約10%)をなんとか取得して、未来に活路を拓きました。

でも、ケアマネジャーの資格を取っても収入の天井は月収30万円ほど。(僕が住んでいる岩手地域の場合は、ですよ)

生きて行くために、最低限満足できる金額ではあったけれど、「欲」はあるから、もう少し高みを目指したくなっていました。

とはいえ、高校卒業後に介護の専門学校を卒業した僕は、決して学歴が高いわけじゃないから、さらに収入を上げるためには「起業」という道しかなかったんですよね。

で、今に至るわけです。

「脱サラして起業する」という数年間の過程の中には、当然色々あって、大変ではあったけれど、今となっては「この道を選んで本当によかった」と心の底から思えています。

こうした僕自身の経験もそうだし、今までに500人以上の方の「人生」を伴走させていただいた経験からも言えることなんですが、

「人生ステージ」が上がる人には”ある共通点”があります

それは・・・

「窮屈さ」を感じること。

なんですよね。

今回のご相談者様の場合もそうだし、僕の場合もそうなんだけれど。「今の暮らし」に“窮屈さ”を感じはじめると、どうにもこうにも、その場所にはいられなくなります。

だから、“窮屈さ”は「次のステージ」に行くタイミングの訪れを知らせてくれる、合図なんですよね。

「植物」もそうですよね。

成長すると、根が伸びて鉢が狭くなるから、もっと大きな鉢に植え替える必要がある。(植物には、あんまり詳しくないから、全ての植物がそうなのかはわからないけれど)

ちなみに、もう十分に根が伸びて植え替えのタイミングなのに、我慢させて、そのままのサイズの鉢に入れておくと、「枯れる」か「成長しない」が起きるそうです。

僕はこの「植物の植え替え」の話をはじめて聞いたときに「なんだか、人間みたいだな」と思ったことを覚えています。

本当は「窮屈さ」を感じているのに、妥協して今のままの「鉢(人生ステージ)」にとどまろうとするのって、勿体無いよなって・・・

でも、多くの人が「植え替え」に伴う「めんどくささ」や「勇気」に立ち向かうことができず、虚しく時間だけがすぎていく未来を選択します。

「たった一度の人生」なのに、本当にそれで良いんでしょうか?

とはいえ、かくいう僕も人間なので「めんどくささ」や「勇気」を出すことへの抵抗感は感じますよ。

だから、そういうときは、「誰か」や「環境」のサポートを借りて、「えいや!」と一歩踏み出すようにしてきました。

具体的には、コーチ・コンサル・カウンセラーさんからのサポートや、コミュニティー環境からの伴走支援を受けて「めんどくささ」を乗り越え「勇気」を出しながら、人生ステージを上げてきました。

「植物」が自分一人では「植え替え」ができないのと同じように、僕ら「人間」も「植え替え」をする際には、「誰か」の支援を受けて良いと僕は思うんですよね。

「植え替え」をする際には、まるで今までのキャリアが無駄になってしまうのではないか?というような「不安感」を抱かれるでしょう。僕も経験者なので、そういうお気持ちもわかります。

でも、あなたが大切に育ててきた「根っこ」(人生経験やスキル)は、「植え替え」をしても、ちぎれたり、なくなったりすることはありませんよ。

根っこごと、大切に次の「鉢」に移動したら良いんです。

今まで育ててきた根っこは、ちゃんと次の場所でも生かしていけるし、伸ばしていけます。だから、どうぞ安心してくださいね。

ちなみに、「植え替え」を必要としないものは「窮屈さ」を感じません。誰えも、「窮屈さ」を感じられるわけじゃないんです。

僕もあなたも「窮屈さ」を感じる仕様の生き物だったわけです。ラッキーですよね。

だから、「仕様だから仕方がない」と、いさぎよくポジティブに諦めて、「次のステージ」に進んでみませんか?

「心が呼ばないものが、自分に近づいてくることはない」

京セラ創業者:稲森和夫

僕は、「次のステージ」が見えて、「めんどくささ」を感じたり「勇気」が出せない不安感に押しつぶされそうになったときには、上記の稲盛和夫さんの言葉を思い出すようにしています。

「次のステージ」は、きっとあなたの心が望んでいるもののはずですよ。

おそらく、僕のnoteをここまで読んでくださっているあなたなら、もうそろそろ「次のステージ」に行ける準備が整っているはず。

キッカケを掴んだなら、「えいや!」と飛び込んでみませんか?

p.s.

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