妖怪シェアハウス 白馬の王子様じゃないん怪

皆さんどうも。
 
それでは今週も
最近観た映画について
投稿していきたいと思います。
 
今回紹介する映画は
「妖怪シェアハウス 白馬の王子様じゃないん怪」
という作品です。
 
この映画は先日、映画館で観ました。
 
それではまずはあらすじです。
 
 
妖怪たちとシェアハウスしながら出版社で働き、
日々小説家としてのデビューを夢見る目黒澪は、恋愛をテーマにした特集を考えることとなり独自に取材をしていた。近頃はAI恋人というのが流行っているらしく友人の小梅もそのアプリにドハマりしていた。半ば強引にアプリを入れられた澪だったが、
「勉くん」というAI彼氏を作ると、どんどんその魅力にのめり込んでいった。
 
そんなときイギリスから来た天才数学者AITOが講演会をするということで、澪も取材先に向かうと、そこには「勉くん」と瓜二つな姿をしたAITOが居たのだった……
 

という物語です。


 
この作品は元々テレビドラマから映画化されたもので、令和の時代を生きる目黒澪が古来よりの妖怪たちとシェアハウスをしながら様々な困難に立ち向かっていくという話です。

 
今回重要となってくるのは
AI恋人と天才数学者AITOという存在
そして、闇落ちした後消滅してしまった
古来の妖怪たちです。
 
今の時代を生きる人たちは、傷つくのが怖く、
現実の世界で好きになってもらえるか分からない存在より、アプリの中にいる理想の存在と恋をする方が良いと誰もかれもがAI恋人を求めていました。
 
事前に入力した自分の情報から導き出された恋人は
誰にとっても最良の存在となっていました。
 
澪も最初は現実世界の恋人じゃなくて
皆は満足なのかと疑問に思っていたのですが、
いざ自分が当事者になっときには
自分の身体を気遣ってくれたり、
良き相談相手になってくれたりと
どんどんアプリの中の「勉くん」に
引き込まれていってしまいます。
 
そんなときに同じ顔をした天才数学者である
AITOに出会います。
 
AITOは数学以外のことにはからっきしで
日本について澪に教えて欲しいと頼みます。
 
AITOに日本を案内しながら
楽しそうにしているAITOに
澪は自然と惹かれていきました。
 
AITO自身も澪に惹かれ
澪には幸せになって貰いたいと願いました。
 
そのためには人間は欲望を捨て、恨みや嫉妬などの感情のない平坦な世界にしなければいけないとAITOは言いました。AITOからするとそれが人間の進化だと。
 
 
そして、人間の進化にとって一番邪魔な存在が
嫉妬や怨念などの塊である
妖怪だという事でした。
 
しかし、全く感情のない世界では
争いはなくなり、人々は平和に暮らしていけるのかもしれませんが、
向上心や、くじけたことがあるからこその
成功した時の喜びを感じることが出来るのだと
澪も言っていました。
 
感情があるから争いや憎しみが生まれるのと同時に
喜びや人を想う気持ちも生まれるのだと思います。
 
 
そして、AI恋人という存在は
人々のリアルが現実の世界ではなく
アプリやネットの中に生まれているということなのかなとも思いました。
 
ネットの中にリアルを求めた結果
かつての「妖怪」たちは
人々を驚かせることが難しくなっていきました。
 
人々が「妖怪」という存在を忘れてしまったことで
妖怪たちの存在自体が消えて知ってしまったのかもしれません。
 
果たして闇落ちした妖怪たちは元に戻るのか。


気になったかたは是非ご覧下さい!!
 

 
 
 
ということで今回の投稿は
以上になります‼︎
 
 
 
 
 
 
読んで頂き
有難う御座いました‼︎
 
 
次回もまた宜しくお願いします(´ω`)

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