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これって発達障害?親が悩む子どもの姿勢

こんにちは!
小学校の時は2時間目が終わった
少し休み時間の長い中休みで
多動性を存分に発揮していた
中村優斗です。
休み時間の終わりもなんのその笑

今日は興味深い記事を見つけたので
ここでシェアしようと思います。
ただセンシティブな内容であるため
誤解と偏見を与えないように
丁寧に説明していきますね。

○発達障害と姿勢

この記事では発達障害という言葉を使いますが
発達障害とはどのような症状なのでしょうか。

厚生労働省が発表しているページには
「生まれつき見られる脳の働き方の違いにより,
幼児のうちから行動面や情緒面に
特徴がある状態」
と書かれています。
つまり明確な脳の構造の問題ではなく
働き方のいわば癖みたいなものです。
この発達障害には自閉スペクトラム症やADHDという
よく聞く名前もあります。

そういった診断を受けたことのある
お子さんの特徴として
注意が散漫になりじっと座れなかったり
歩き回ったりするなどの癖が見られます。
そのような問題に関して
姿勢が深く関わっています。

○姿勢で全てが改善するの?

発達の問題がある子供を調べたところ
体幹や体を支える筋力が
他の子どもに比べて
劣っている傾向があると言われています。
もちろん姿勢が変わることによって
全てが変わるものではありません。
ただし元々脳の構造に異常があっての
問題ではないことが多いため
姿勢の改善の改善によって
子どもの集中力や普段の行動が
変わっていく可能性が十分あるということです。

○姿勢で変えられるもの

姿勢は良い方が良いに決まっている!
何となくそう思いますが
実際は姿勢が変わると何が変わるのでしょうか。

姿勢によって変えられるものは
何か取り組むときの集中力が変わったり
曲がっていたのがまっすぐ走れるなどの
体の変化として出てきます。
また近年では肩こりや腰痛を持っている子どもが
どんどん増えてきています。
姿勢が悪いと腰や肩に負担が大きくかかり
痛みを起こしやすくなります。
そういった体の症状の改善にもつながります。
これは大人でも一緒ですね!

ではそもそもの姿勢を変えていくために
何をどのように変えていけば良いのか
次で説明していきますね。

○普段気をつけること,親が見てあげること

先ほども述べたように姿勢を意識することが
とても大切です。
ただその良い姿勢を保つだけの
座っている状態も最初は難しいと言えます。
姿勢を変えるためには色んな要素がありますが
そもそもの筋力がつかないと
姿勢を維持することができません。
そのため
体幹などの筋力アップ→姿勢が改善→行動や症状が変化
という3つのプロセスが大切になってきます。

そこで今回は改善方法の1つと
親御さんが気をつけないといけないポイントを
お伝えしたいと思います。

まず姿勢が崩れやすかったり
集中力が途切れやすい子に是非やっていただきたいことが
片足でバランスを取る練習です。
「え?そもそも体のバランスが崩れやすいのに
もっとバランスが悪くなりそうなことをするの?」
と思ったかもしれません。

確かにバランスがきちんと取れていないのに
さらにそれの上をいく難しい動作をさせるのは
どうかなと思うかもしれません。
ですがこの片足立ちにはそもそも
座った時に働かないといけない体幹や下半身の筋肉
関節や感覚を意識的に使うとても良い練習になります。
そうすることで自分の体の位置を整えようとする
意識と筋力を鍛える練習になります。
これを何度も反復して自分の体の中心軸がどこにあるのか
それを探る良い機会にもなります。

そしてより大事なことが親御さんが
そのできたことに関してきちんと認め
できたことだけでなく,やろうとしたことを
褒めてあげることです。
どうしても親は成果主義になりがちで
できたことだけを褒めがちですが
子どもはどんな時でも見てもらっているという
安心感を得ようとします。
できた時だけでなくそのプロセスも大切にして
バランスを取る練習をしたことや
昨日よりも長く座ることができたなど
その変化を追ってあげるようにしましょう。

○まとめ

今回は発達障害について書いていきましたが
発達障害がある子が皆
姿勢が悪いわけではありませんし
姿勢が悪いからと言って
発達障害だということでもありません。
ただし傾向としてそのような子どもたちは
姿勢の問題を持っていることが多いのも事実です。

これは最初にも述べた通り
大人でも同じような状態が
あると言っても過言ではありません。
発達障害というものでなくても
体幹の弱さは姿勢を作る上で
非常に大事なことです。

また子どもの姿勢に関しては
別の記事でも今回のことをさらに掘り下げて
書いていこうと思いますので
どうぞ楽しみにしていてくださいね。

https://kodomo-plus.co.jp/column/2097/

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