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継続と挑戦

香川での生活


水戸ホーリーホックから加入しました、カマタマーレ讃岐の森勇人です!
初めて見てくださる方もいらっしゃると思うので紹介だけすると…
noteでは、日々感じていることや考えていることを言語化して発信していくツールとして使っています。今シーズンも継続的に記事にしていくので興味のある方は覗いていってください。

1月の初旬に香川へ引っ越しを済ませ1ヶ月程度が経ちました。
香川での生活にもだいぶ慣れて来て、朝の渋滞はなかなか大変だな。気をつけないといけないな。とか
「香川のうどん」といってもお店によってこんなに味が違うんだ。(とは言ってもまだまだ知らないところだらけなのでいろいろ教えて下さい)とかそんなことを感じながら生活しています。

麺匠 くすがみさん

チームも始動してキャンプも終わりました。
これからトレーニングマッチなどをしていきながら、開幕戦に向けてより良い準備をして行く段階に入っています。

そこで感じていることは、

MustからFlexibleへ

という話をしていきます。

カマタマーレ讃岐に移籍してプロ生活4チーム目になりました。それぞれのチームで特徴があって、日々の過ごし方というのはそのチームによって変わっていてその中で最適の毎日を作っていくことを大切にしていました。

その中で個人的に感じていることで過去のチームと圧倒的に違うところは、
「自分で洗濯をすること。」
「グランドを転々とすること。」

天候に左右されない浴室乾燥派。笑

この2点です。この部分に関して大変な気持ちもありますけど、楽しさも持ちながら毎日過ごしています。
人工芝のグランドでこれだけからっと晴れた天候なら今日はスパイクよりトレシューのがいいな。
高松市内の方を通っていく道を使うから朝、出発する時間は少し早めに出発しよう。
練習終わりにどのご飯屋さんに行こうかな。
グランドでシャワー浴びれないからお風呂はどうしようかな。
洗濯物も増やしたくないから、この時期だし午後もジャージは同じやつ着よう…こんなことを考えて日々過ごしています。

今までなら、毎日同じ時間にグランドに行き朝からのルーティンをこなしながら、自分の身体と向き合ってトレーニングに向かっていく。
讃岐に移籍して当たり前だと思っていた毎日が当たり前ではないことを感じています。
今回伝えたいことは、だからダメだ!ということではなくて、この状況をいかに楽しみながら毎日を過ごすにはどうすればいいのか?ということを伝えたいです。

MustからFlexibleへ

つまり「~しなければならない」から「柔軟に対応すること」

この考えを上手く使っていきながら日々過ごしていきたいと感じています。

水戸ホーリーホックに加入してからの4年間は「Must」を極めた毎日だったように思えます。このおかげでめちゃくちゃ成長出来ました。
一つ一つのことに丁寧に向き合っていきながら、妥協を許さない。
自分が決めたことならば何が何でもやり通す。
そんな毎日を過ごしていました。

ただ、その中でもデメリットを感じていたこともありました。
それは、やらないといけないこと(ルーティーンや玄担ぎのようなもの)が出来なかった時です。
例えば、①オフ明けのトレーニング日の午後はアツマーレで筋トレをすることがルーティーンになっていた。ただ、何らかの理由で(午前中のトレーニングで身体を痛めてしまったり、コロナ関係でジムが使えなくなってしまったり)出来ない時。
②ホームゲーム前日は、行きつけのごはん屋さんで生姜焼き定食を食べるけど、定休日だった時。(特に行きつけのお店は2店舗ありましたが、2店舗共に定休日の時)
③8時間以上睡眠時間を確保出来ないとき…

完璧に毎日を自分のイメージ通りすごせなかった時にモヤモヤを感じてました。

自分に対して余裕がなかったなと今思い返すとそう思いますが、当時はこのようなベストな毎日を過ごさないといけないんだ!過ごすべきだ!
と思っていたのでこのような感情に襲われていました。なぜならこの考えが成功への1番の近道だと思っていたから。

そんなところから移籍して数週間経ちましたが、上記で記載した通り今までの当たり前が当たり前じゃなくなったことで、逆に余裕を持って毎日を過ごせるようになりました。

「~しないといけない。」から
「~したい。」もしくは、「~出来たらいいね。」

こんな風に考えられるようになりました。

自分自身のことを許せる範囲がめちゃくちゃ広くなったことでメンタル的にも良い状態で過ごすことが出来ています。

例えば、①筋トレを午後にしたいな。でも今日はジムに行くことは無理そうだ。なら、グランドにある器具や自重のトレーニングをやろう。
②今までならトレーニング後はすぐにシャワーが当たり前。でもグランドにないじゃん。それなら近くの温泉に行って疲労回復に良い時間にしよう。新しい場所に行くことはワクワクするし、温泉は気持ちいいし。
③お昼ご飯がクラブハウスで食べられない。でもすぐに栄養補給がしたい。それなら自分で作って持っていけばいいか。など…

自分の理想の幅を広げることで(むしろ作らない)何にでも対応できるようなってきてます。そこは凄く良い変化だと感じてます。

ただ、このような毎日を過ごしていき何でもいいや!みたいになることは気を付ける必要があるのでそこは生活リズムが整ってきたら整理していきたいです。

ピッチ内では久しぶりに移籍をしたことで新鮮な気持ちで毎日プレー出来ていてとても充実しています。
この時期は開幕に向けて焦りたくなりますが、ぐっと抑えて自分の身体と相談しながら開幕戦に標準を合わせていきたいです。
そして何よりサッカーを楽しんで自分のプレーを思い切ってやりたいです。
開幕戦で良いものを見せられるように頑張っていきます。

また今シーズンはピッチ内外含めて

「継続と挑戦」

をテーマに掲げています。

継続とは、水戸ホーリーホックで過ごしてきた4年間で成長してきたものをピッチ内外で行っていくこと。
挑戦とは、更にそれをカマタマーレ讃岐バージョンにアレンジしてブラッシュアップして行っていくこと。

この部分の継続と挑戦のPDCAをより早く回していきたいと思います。

1つ大きな挑戦としては、

一般社団法人SACUDIRERを立ち上げたこと。


SACUDIRERの意味はスペイン語の造語で「心を揺さぶる人」という意味です。
由来は、僕がサッカーをする上でのスローガンが「誰からも愛され心を揺さぶる選手になる。」
というスローガンがあります。そこから由来をとりました。

また常に僕が大切にしていることは「双方向の関係性」です。
一方的に応援されるだけでなくて、僕自身も皆さんの気持ちに還元したい。
その思いを持っているからこそ、様々な取り組みを行ってきました。

僕自身を中心とした関わり方として
①カマタマーレ讃岐(所属クラブ)
②スポンサー企業。ファン、サポーター(老若男女含めた全て方々)
③友人(気心許せる仲間達)
➃家族(妻、両親。またここまで育てて下さった全ての方々)

この方々と一緒にプロサッカー人生をより豊かにしていきたい。

そんな思いを持った中、水戸時代よりこれまでの活動や今後この活動を推進していくために、様々な相談をさせてもらっていた片野翔大さんと一緒に立ち上げることにいたしました。

片野さんとは、2020年シーズンのコロナ渦における様々なオンラインイベントを通じて意気投合しました。

もう3年前かと思うと懐かしいです!笑

その後も、YUTO SEATの相談などしてたくさんのアイデアをもらって今日の僕があると思っています。
そして縁あってこの度一緒に立ち上げることが出来ました。

今シーズン、強化して行いたいことは「子供たちの笑顔を数多く作ること」です。

こちらの記事を読んでいただきたいのですが、僕はたくさんのパワーを皆さんからもらってきました。
そのもらったパワーを還元していきたい。
特に子供たちの笑顔をたくさん作りたい。

そんな取り組みをこちらのSACUDIRERの方でも行っていきたいと思ってますのでよろしくお願いします。
具体的には、
YUTO SEAT(カマタマーレ讃岐バージョン)
DREAM SUPPORT (子供たちへのスポーツ環境整備や授業などの活動)
1on1レッスン(子供たちとの対面レッスン)

こちらの取り組みを考えています。詳しくは決まり次第発信します。

また、ファン、サポーターの皆さん向けのイベントや取り組みも考えています。個人的にやりたいな思っていることは
試合の振り返りLIVEです。「ユートーーーーク」と命名しました。(丸パクリしています笑)

僕自身、毎試合ごとに必ず試合映像を見て振り返りをします。
その振り返りの精度をもっと上げていきたいと考えています。そこで皆さんに発信しながら、言語化することでより解析度を上げていけるのではないかと考えています。なのでどこかのタイミングでこちらの取り組みにもチャレンジしていきたいです。

また何かやって欲しいことなどアイデアがありましたら意見を下さると嬉しいです。TwitterやInstagramなどでも良いのでメッセージをください。


今シーズンも僕にやれることは全力で取り組んでいきます。
応援してくださると嬉しいです。

SACUDIRERの活動はこちらからご支援していただけことができます。

改めまして今シーズンも応援よろしくお願いします!

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