見出し画像

2022年 YUTO SEAT 振り返り

2022年も2年目となるYUTO SEAT を行いました。
改めて、どんな活動か。こちらに貼っておきます。

今シーズンは6試合行いました。
(ブラウブリッツ秋田、レノファ山口、グルージャ盛岡、横浜FC、東京V、ジェフ千葉戦)

今シーズンも継続的に親子向けを中心に招待することが出来ました。
皆さんの笑顔がまぶしくて、高揚感と期待感を感じました。
本当に皆さんありがとうございました。
今シーズンのエピソードをお伝えしていきます。

①皆さんへの感謝と尊敬する2人。

今シーズンの招待シート6試合のうち4試合に出られませんでした。
特にグルージャ盛岡、横浜FC、東京V戦ではベンチで90分間過ごすゲームになりました。

試合前に皆さんと交流して試合を楽しみにしててね。と伝えたのにも関わらず、ベンチでやり過ごすことに様々な感情に襲われていました。

でもそこで支えてくれたのは、YUTO SEAT に見に来てくれている方々。スタジアムやDAZNを通じて応援してくれているサポーターの皆さんです。

僕には、尊敬しているJリーガーが2人います。
水戸サポーターならすぐにわかるでしょう。

彼らはどんな時でも自分のことよりもチームのこと最優先にして行動、言動をします。
やり方は少し違うけれど、いつもそこには愛情があり僕もその姿に何度も感銘を受けました。

トレーニングの雰囲気が悪い時は真っ先に声を出し盛り上げる。
新加入選手が多く入る水戸で、そんな選手がプレーしやすい環境、居場所を作るような立ち振る舞いをする。
移籍する時サポーターが有志で集まって送別会をするのも納得です。

若手のお願いにも快く受けいれてくれて、ポジティブな声を掛けてくれる。
厳しいゲームの前、トレーニングの前に一言、声を掛けてチームを引き締めてくれる。
どんなトレーニングにも100%以上で取り組み、誰よりも心身を極めてクラブのレジェンドであり続ける姿。

あげだしたらきりがないけれど、そんな姿をずっと見て来ました。

話を戻します。

5人目の交代カードを切られた瞬間、その試合に出場する可能性はほとんどなくなります。(出る場合は、チームメイトの脳震盪によるアクシデントのみなので望んではいない。)

その瞬間に、出番がなかった…ベンチに戻ろう。

と思うと同時に

YUTO SEAT に来てくれた皆さんの顔を思い浮かべます。
楽しみに待ち望んでいた姿。スタンドから高々と8番のグッズを掲げてくれる姿。
そんな姿を思い出すと、ベンチで不貞腐れている場合ではありません。

そして尊敬する2人なら絶対最後までチームのために戦います。
だから僕もそうしました。

最後まで声を掛け、一緒になって戦いました。飲水タイムでドリンクを持っていったり、ピッチの外から感じていることを声をかけたり。どんな時でもチームのために戦うことはサッカー選手としてあるべき姿だと僕は思います。

何より招待シートに座っている子供たちに少しでも良い思い出となって帰って欲しかったから。サポーターの皆さんにも8番のグッズを身につけることに恥じて欲しくなかったから。

そんな彼らのために自分の出来ることを行いました。
そしてそれが出来たのは尊敬する2人のおかげです。
少しでも皆さんの心に響いていたら嬉しいです。


②YUTO SEAT for all supported by オートバックス

今回8月のゲームにオートバックスサンクスマッチに合わせて大人向けの招待シートを作ることが出来ました。


特に河添社長にはとてもお世話になっています。
きっかけは2021年シーズンのオートバックスサンクスマッチ、東京V戦でゴールを奪ったことです。
そこから交流がスタートし関係性が深まってきました。

いつか大人向けのYUTO SEAT をやりたいです。
そんな話をしていたら、サンクスマッチに合わせて大人向けのYUTO SEAT のスポンサーにもなっていただきました。

たくさんの応募があり、全員お呼びすることは出来ませんでしたが、応募してくださった皆さん本当にありがとうございました。

1つのゴールをきっかけにスポンサー企業の方とこのような関係性を築けたことに改めて水戸ホーリーホックの魅力を感じました。

またファン、サポーターやスポンサーの皆様のおかげサッカーで生活が出来ていることを水戸ホーリーホックに来てから強く感じています。
MVPをはじめ様々な角度からこのようなことを学べたことに嬉しく思います。

③ YUTO SEAT サッカー教室

11月12日に昨年に引き続きサッカー教室を行いました。

今年はアップデートさせて、ここでもオートバックスさんに協力してもらい特製缶バッチやオリジナルキーホルダー、MVP賞を作るなどしました。

また、若手3選手にも来てもらい(山田選手、高岸選手、杉浦選手)一緒に楽しくサッカーをしました。

ここでは、とにかくサッカーを楽しんでもらえるようなことを意識しました。
スクール訪問の時とは違い、サッカーをやったことない子や年齢がバラバラな子もいます。
そんな子に対して、選手だけでなく子供たちが助け合いながらプレーしているのがとても印象的でした。

若手3選手もハード動き回ってくれて感謝してます。
いつか彼らが自らこのような教室を開くことを楽しみにしています。


この活動を通じて改めて感じたことは、子供たちに対してもっともっと自分に出来ることを幅広くサポートしていきたいと感じてました。

YUTO DREAM SUPPROT PROJECTの方でも少し行っていますが、今後はより多くの子供たちとサッカーを通じて触れ合ったり授業を行ったりする機会をたくさん作っていきたいです。

また、サポーターの皆さんとも交流する機会ももっと増やしていきながらより多くの方々に愛され心揺さぶる選手になっていきたいです。  

今シーズンもたくさんのサポートありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?