人生という旅と荷物
徳川家康は遺訓に「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。」と言っていますが、人生は荷物を背負って旅をするようなものです。家康の言葉は長い旅だから急いではいけないという趣旨の内容だと理解していますが、そこに一つ加えてみたいと思います。
旅をするときどんなものを持っていきますか?持っていくものは人それぞれだと思いますが、出来るだけ軽く少なくしようとすると思います。必要なものに絞ることが旅を楽しむために大切なことだとですね。
人生も同じことです。長い時間をかけて身につけたり、手に入れてきたモノのほとんどは人生という旅には必要ないモノであることがほとんどです。旅を楽しむには荷物が軽くなくてはならないように人生も同じです。人によって残りの人生がどれだけあるかは違いますが、荷物が少ないほうが良いのは変わりません。モノが減らせない人はそれがこれからの人生に本当に必要なモノかどうか考えてみてください。一つ減らすことができれば、少しずつ減らせると思います。
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