スケート競技の普及を担う者⑥最終回:競技普及における最も重要なキーマンとは?
スケートの魅力
競技者は未経験者からは生まれません。経験し、その魅力に触れることで競技者は生まれます。
では、スケートの魅力を初心者に一言で伝えるとすると何でしょうか?指導者はそれを言語化出来なければなりません。子供達もその親もスポンサーも必ずそれを問うて来ます。
スケートがもっと身近になるかも?
氷上への入り口を広げることで、スケートを楽しむ者が増える。楽しむ者が増えれば競技者が増える。競技者が増えればそれを観て楽しむ者も増える。スケートそのものの楽しみ方のバリエーションが広がります。
楽しみ方のバリエーションが広がるほど、それに携わる者、関わる産業が活発化し、市場が成長します。
そうなればスケート靴が今よりもっと手軽に、安価で購入出来るようになるかも知れません。スケートリンクが増え、もっと身近なところでスケートが出来るようになるかも知れません。貸切料金や毎回の練習コストは格段に下がるでしょう。新しい競技種目も生まれるかも知れませんね。
誰でもキーマンになれる
全てのベースは、それを楽しむ者の数です。
それを実現する最も重要なキーマンは、行政や企業ではなく、現場で直接的に携わる人間と、それを支えるファンなのです。そして、スケート普及のキーマンには、情熱と愛があれば誰でもすぐになれます。
競技普及は誰かが行うのではなく、スケートをやったことある人もない人も関係なく皆で行います。
100年以上続く日本のスケート競技界、成熟しているように見えても、今はまだ成長期です。
終わり
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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