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第8章 2.テルの誕生日会~前編~(Blackboard Story 2020/10~12)

       マツさんのバーにて。テル。


テル 「いや~、とりあえず場所を借りてみたものの、
    いざやるとなると緊張するな~」

       着信音

テル 「お、電話だ。あ、ばあちゃんか」

テル 「もしもし?」
祖母 「あ、テル君?ばあちゃんだよ。
    テル君、お誕生日おめでとう」
テル 「うん、ばあちゃん、ありがとう!」
祖母 「お仕事はもう終わったの?」
テル 「そうだね。もう、終わったよ!」
祖母 「誰かに祝ってもらうの?」
テル 「うん、そうだね」
祖母 「彼女?」
テル 「まだ彼女はいないよ~」
祖母 「テル君の彼女、見てみたいな」
テル 「まあ、いつかできたら紹介するよ」
祖母 「楽しみにしてるよ」
テル 「うん、じゃあ、またね!」

       テル、マツ、
       シン、ゾノ、ツバサ、
       木戸、ミカン、サエ、
       石橋、ウミ、ショウ、集結。


テル 「本日は、私の誕生日会にお集まりいただき、
    ありがとうございます!
    本日は私の友人たちが、
    それぞれ仲良くなれるような企画を
    ご用意しました!
    ま、謎解きを作ってみたかった想いが
    あったので、自己満の部分もあります。
    早速、今からグループに分かれて
    謎解きをしていただきます!」
ウミ 「楽しみ~!」

テル 「じゃあ、まずAグループ!
    シン、ゾノちゃん、ツバサさん!」
シン 「お、ゾノちゃん、よろしくね!」
ゾノ 「シン君、一か月ぶり~」
ツバサ「2人は知り合いなんだね!
    なんの仕事してるんですか?」
ゾノ 「私は経理の仕事をしてますよ」
テル 「あ、ツバサさんとゾノちゃん、
    同い年だよ」
ツバサ「へぇ~、そうなんだ!
    シン君もゾノちゃんもよろしくね!」
シン 「よろしくお願いします!」

テル 「次に、Bグループ!
    木戸、ミカンちゃん、サエちゃん!」
木戸 「あ、よろしくお願いします」
ミカン「よろしくお願いします」
サエ 「よろしくお願いします」
テル 「木戸はこういった会、初めてだから、
    みんなよろしくね!
    あ、それと、木戸さ、
    ミカンちゃん、同い年で、
    同じ既婚者だよ!」
ミカン「え、そうなの?親近感湧くかも!」
木戸 「お、そうなんだね!」
サエ 「2人とも既婚者なんですね~」

シン 「最後、Cグループ!残った人たち!」
ショウ「ちゃんと名前言ってよ~」
シン 「はいはい、分かりましたよ!
    石ちゃん、ウミさん、ショウさん!」
ウミ 「お、ショウさんがいるなら、
    うちらのグループは楽勝だね!」
石橋 「そうだね~!」
ショウ「あおるなよ~」

テル 「じゃあ、みなさん、準備はいいかな?
    それじゃ、ゲームスタート!」

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