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第5章 14.謎解き会で出会った占い師(Blackboard Story 2020/1~3)

ツバサ「テル君、ごめん!
    仕事が入ってしまって行けなくなった!」

       テル、パーティールームに入る。
       受付に田淵さんがいる

テル 「あれ?田淵さんですよね?
    ゲーム会ではお世話になりました!
    ツバサさんの友人の田中です!」
田淵 「おお、田中さん。お久しぶりです!」
テル 「田淵さんはスタッフなんですか?」
田淵 「私は場所を貸してるだけですね。
    メインはまた別の人ですよ」
テル 「いやー、別の繋がりで
    田淵さんにまた会えるって、
    世間の狭さを感じますよ」
田淵 「そうですよね」
テル 「今回、本当はツバサさんと
    一緒に行く予定だったんですが、
    ツバサさんは仕事が入って
    来れなくなっちゃったんで、
    一人で参戦しました」
田淵 「そうなんですね!まあ、楽しんでください」
テル 「もちろんです!」

       パーティールームにて、
       ウミの隣にテルが座る

テル 「こちらの席、よろしいですか?」
ウミ 「はい、どうぞ!」
テル 「ありがとうございます」

ウミ 「あ、初めまして。貝塚海です。
    占い師をやってます」
テル 「占い師をやってるんですね!
    あ、私は田中テルです。教員やってます」
ウミ 「え、教員やってるんですか?すごいですね!」
テル 「占い師の方が新鮮ですよ!
    初めて、・・・あ、いや、
    そういえばお正月に、占い師には会いました。
    めちゃくちゃ運勢褒められました」
ウミ 「そうなんですね~」
テル 「2つのことで成功する、らしいですよ」
ウミ 「いいですね!確かにテルさん、
    成功しそうですね」
テル 「そう言われると嬉しいですね!
    まあ、最近は色々な方に出会って、
    成長ができた年だなぁと思っています」
ウミ 「私もそうなんですよ!
    社会人になってから6年くらい経ちましたが、
    転職とかいろいろ経験しましたね」
テル 「あれ?6年くらいってことは、
    歳近いかもですね!おいくつですか?」
ウミ 「私は28ですよ!テルさんは?」
テル 「27です」
ウミ 「え、そうなの?
    24くらいだと思ったんだけど~」
テル 「よく言われるんだよね~。
    あ、ウミさん、転職ってことは、
    占い師の前に何かやられてたってことなの?」
ウミ 「占い師は副業なんだよね。
    普段は営業やってるよ~」
テル 「仕事をやりつつ、他の仕事か。すごいね!
    あ、俺も、4月からそうなるよ」
ウミ 「え、どういうこと?」
テル 「学校、2つ掛け持ちするんだよね!」
ウミ 「そんなこと可能なの?」
テル 「上手く、午前中、午後で調整したよ!
    まあ、やったことないけど、
    何とかなるかな?って感じだね。
    午後も早く終わるし、
    夜もやりたいことできるなって感じ!」
ウミ 「羨ましいなぁ」
テル 「脱出ゲームが好きで、
    夜にスタッフをやってみようかな、と思って、
    バイトの面接してみたんだけど、
    週2しか入れません、
    っていったら落とされちゃったよ」
ウミ 「そうなんだね~。
    え、じゃあ、やっぱ、
    こういった謎解き系は得意なの?」
テル 「まあまあいけるよ!
    成功確率は80%くらいだね!
    前に友人と行った時にクリアしたら、
    俺が女なら惚れてたわ、って言われたよ」
ウミ 「頼もしいね!」
テル 「お、そろそろ始まるらしいね」
ウミ 「同じグループになれるといいね!」
テル 「そうだね!」

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